『カールじいさんの空飛ぶ家』が1位スタート。アカデミー賞にも期待
12月5日より全国663スクリーンで公開が始まった『カールじいさんの空飛ぶ家』が、初日2日間で動員数44万804人、興収6億2770万円を挙げる大ヒットとなり、週末興収1位スタートを切ったことがわかった。
『カールじいさんの空飛ぶ家』は、『トイ・ストーリー』からはじまるピクサー作品の10本目。妻を亡くした78歳のカールじいさんが、妻との約束を果たすため、家に風船をつけて飛び立つというファンタジーだ。
本年度カンヌ国際映画祭ではアニメーション映画として初のオープニングを飾り、第66回ヴェネチア国際映画祭では、ジョン・ラセターとピクサーの監督たちが、栄誉金獅子賞を史上初のチーム受賞するなど、世界中で絶賛されている。
全米では、今年5月29日に3766スクリーンで封切られ、興収2億9300万ドル(263億7000万円/1ドル=90円で計算)のメガヒットを記録。この数字はピクサー作品としては、『ファインディング・ニモ』の興収3億3971万ドル(約305億円/1ドル=90円で計算)に次ぐ好成績。日本でも、初日2日間の成績は、『〜ニモ』に続く好スタートとなった。
また本作は、公開された全66か国すべてで初登場1位を記録。アカデミー賞の前哨戦とも言われるナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞でも2冠に輝き、アカデミー賞候補としての期待も高まっている。
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