1月13日に明治安田生命ホールで、映画『ラブリーボーン』のイベント試写会が行われ、本作のテレビCMでナレーションに初挑戦する美輪明宏が登壇。人気番組だった『オーラの泉』を彷彿とさせるような、スピリチュアル・トークショーを繰り広げた。
『ラブリーボーン』はスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に加わり、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督した話題作。何者かに襲われ殺された14歳の少女が、天国から家族を見守るスピリチュアルファンタジー。
その世界に詳しい美輪は、司会より冥界からのメッセージを受け取ったことがあるかと聞かれ、「それは日常茶飯事」と笑うと、「誰から電話がかかってきたかわかったり、その人の将来がこうなるとわかると、当たり前のように言ってた。それは、みなさんも同じだと思ってたんです。異常なことだと気づいたのは、ずっと後になってから」と、かなり以前から、人とは違う感性があった様子。
また、『ラブリーボーン』を見た感想については、「往年のハリウッド映画が戻ってきたのかな」とグレタ・ガルボ、ビビアン・リーといった往年の美人女優の名前を挙げ、本作の主人公を演じたシアーシャ・ローナンが、そうした美人女優と同じくらいきれいであると評価していた。
最後に「本来の人間の理想的な愛の姿を描いた作品」と映画を絶賛。
『ラブリーボーン』は1月29日より丸の内ピカデリーほか全国拡大公開となる。
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