『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男が監督、岡村隆史と松雪泰子が夫婦役を演じた『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』。この映画の主題歌を山下達郎が歌うことが明らかになった。
映画は、世界で初めてサンゴの移植・産卵を成功させ、環境大臣賞と内閣総理大臣賞をダブル受賞した金城浩二さんの実話をもとにした作品。サンゴ再生という困難に挑戦する主人公と、その夢を応援する家族たちの姿を描き出す。タイトルの「てぃだかんかん」とは、「てぃだ（太陽）」が「かんかん」照るという沖縄の言葉で、「幸せ」を象徴している。
主題歌に決まったのは新曲「希望という名の光」。この曲について山下は、「実話にもとづく話なので、いつも以上に物語に寄り添うメロディーを心がけました。また、主人公の無垢な魂を無条件に励まし続ける妻という気高い夫婦愛の賛歌に、荘厳さや重厚さも加えられたら……と願いつつ作りました」とコメント。監督も、「試練と希望の狭間で懸命に生きる主人公を見つめる、雄大なバラードだと思います」と、素晴らしさを讃えていた。
『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は、4月24日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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