1970年代から80年代にかけて男性たちの妄想をかき立ててきた日活ロマンポルノ。「10分に1度のからみシーン」というお約束を守れば、あとは自由な世界観を表現することが許され、崔洋一、根岸吉太郎、滝田洋二郎らそうそうたる才能を輩出してきたあのロマンポルノが、想像力を刺激するエロス旋風を再び巻き起こすべく、「ロマンポルノ RETURNS」としてよみがえった!
[動画]復活・ロマンポルノの主演女優が、濡れ場の撮影エピソードを語る/『ロマンポルノ RETURNS』予告編
その「ロマンポルノ RETURNS」の第1弾となる『団地妻 昼下がりの情事』と、第2弾の『後ろから前から』の完成報告記者会見が、2月8日に青山ダイヤモンドホールで行われ、主演女優の高尾祥子と宮内知美、中原俊監督、増本庄一郎監督らが登壇した。
『団地妻 昼下がりの情事』は71年に日活ロマンポルノ第1作として作られ、「団地妻」という言葉を大流行させた記念碑的作品。劇団・東京乾電池で活躍する高尾は、「最初は、金字塔的作品のリニューアル主演が自分でいいのかと戸惑いましたが、今は出演できて本当によかったと思います」とコメント。注目の“濡れ場”については、「初めてやってみて、画面で見るのとは違い、現場では意外にアッサリしているものだなと思いました。恥ずかしさなどは思ったよりも少なくて、日常部分の芝居があってこそ、ラブシーンも成り立つと、そういう思いで芝居をしていました」と撮影を振り返った。
この作品を監督した中原は「30年前にロマンポルノで監督デビューしたので、また撮ることができて幸せ」と感想を述べ、高尾の起用については、「清楚なのに妖しげ……という魅力にとらわれ、お願いをしました」と明かした。
一方、『後ろから前から』でセクシーなタクシー運転手に扮した宮内は、「ミニスカポリス」の3代目リーダー。「濡れ場があるということよりも、脚本がおもしろく、監督と会ってみて、本当にこの作品で芝居をやってみたいと思いました。旧作の大ヒットを知っている周りの方も、絶対やったほうがいいと後押ししてくれた」と出演の動機を明かし、「『事務所に騙されたんじゃないの?』と言う友だちもいましたが、説明したら納得してくれました。初めて女の子とからんだので、女性にも見ていただきたい」とアピール。
また、本作で長編監督デビューした増本は「宮内さんはグラビアでお見かけして、ぜひ出演していただきたいと以前から思っていました。『ミニスカポリス』のリーダーをされていたということで、制服を着ていただいて、本当に適役」と満足げに話していた。
この日は、旧作に主演した白川和子も出席し、高尾と宮内の後輩2人に、特大の「団地の鍵」と「タクシーの鍵」を手渡し、次世代の扉を開けてほしいとエールを送った。
『団地妻 昼下がりの情事』は、2月13日からユーロスペースにて2週間限定レイトショー公開。また、13日から18日までスカパー!HDでペイパービュー放送される。『後ろから前から』は、2月27日から、同じくユーロスペースで2週間限定レイトショー公開され、27日から3月4日までスカパー!HDでペイパービュー放送される。
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