石川慶監督の最新作『Arc アーク』メイキング写真を公開
21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短篇小説「円弧(ルビ:アーク)」(ハヤカワ文庫刊)を原作とした映画『Arc アーク』。斬新な不老不死のシチュエーションと死生観を引き継ぎながら、映像作品へと転生させたのは、国内外から熱い注目を浴びる石川慶監督だ。
・芳根京子の洗練された美しさが際立つ! 永遠の命をテーマにした衝撃作
主人公・リナを演じるのは、日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞し、最新作『ファーストラヴ』(2021年)では、その熱演を堤幸彦監督から絶賛された芳根京子。1人の女性の17歳から100歳以上を生き抜くという、難しい役どころを演じ切った。
その他、リナの人生の師・エマを演じる寺島しのぶ、天才科学者でリナの最愛の人・天音役で岡田将生らが出演。倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫といった豪華キャストも共演している。
このたび、主演の芳根、寺島、岡田らが石川監督とディスカッションを重ねる場面を収めたメイキングカットが公開された。
近未来を舞台にしながらもパソコンやスマートフォンなどを登場させず、挑戦的でスタイリッシュなアイデアが詰め込まれた本作。誰も答えを知らない未来を描いた物語だからこそ、俳優陣にとっても想像力が試される本作の撮影を乗り越えられたのは、石川監督への信頼と出演者たちのチームワークがあったからこそ。
今回公開されたメイキングカットでは、共に生きることを選んだリナと天音を演じる芳根と岡田が監督の演出に耳を傾ける様子や、寺島が監督と楽しく談笑をする様子が収められており、密なコミュニケーションがあったことが伺える。「石川監督と二人三脚で走り切った」と話す芳根をはじめ、寺島は「脚本を読んだだけではわからない部分もあったけど、現場で石川監督と話していると、彼の中にあるビジョンに身をゆだねれば大丈夫って思えた」と語る。
また、石川監督作品への出演を待ち望んでいたという岡田も、「現場での監督との会話はとても楽しく、些細なことでもお話しながら役と向き合うことができ、とてもやりやすい現場でした」と、石川監督への厚い信頼を寄せている。
完成した作品に対して芳根は「全く新しいジャンルの映画を観たという気持ちになりました。そして観終わってしばらくしてから、ジワーッと心に沁み込んできて涙が流れました。絶対に妥協しない石川監督だから、リナを創れたのだと思います。監督と一緒に挑戦させていただけたことが本当にうれしかったです! 」と自信をのぞかせた。
石川監督とキャストの信頼がうかがえるメイキング写真はコチラ!
『Arc アーク』は2021年6月25日より、全国で公開される。
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