「水滸伝」「西遊記」などと並ぶ中国四大奇書のひとつにして最高に隠微な古典エロスを映画化し、アジアで大ヒットした『金瓶梅』(きんぺいばい)。究極の性欲を描き、若菜ひかる、上原カエラ、早川瀬里奈、森川由衣ら日本人女優のセクシー競演も話題のこの作品が2月13日より日本公開となり、ライズXで上原と早川が舞台挨拶を行った。
主人公に性の手ほどきをする「家庭教師」役を演じた上原は「香港で撮影したのが2年前で、まさか日本で公開されると思わなかったので、このように公開されることになってとても嬉しい」と挨拶。撮影については、現場は楽しかったそうだが、「1カ月半も拘束されていたので、正直、欲求不満になりました」と振り返った。見どころについては、「四十八手などに挑戦していますので、そこを見てほしい。他には、カンフーセックスのところが面白いので、みなさんに楽しんでもらえると嬉しいです」と話していた。
一方、主人公を魅了する魔性の女を演じた早川は、「オススメのシーンは“チン立て伏せ”で、すごく笑いました。お父さんと息子で競って、地面に空いた穴を見て、お父さんのほうが深くてスゴイ!というくだりがおもしろかった」と見どころを解説。「この作品には、原作のシリアスな雰囲気はなく、全体的にコメディとしておもしろく描かれているので、楽しんで見てもらいたい。私が演じるエロティックなシーンのひとつでは、監督に『バレエっぽく演じて』と言われて真剣に演じたのに、なぜかコミカルな仕上がりになっていたので、それも必見です」とアピールしていた。
またこの日は、共に2月生まれの2人のために、サプライズでバースデーケーキも登場! 上原が14日で早川が4日ということで、観客たちからも祝福され、場内は大いに盛り上がっていた。
『金瓶梅』はライズXほかにて全国順次公開中。
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