マンガ家・小栗左多里が、アメリカ人の「ダーリン」との日常を、ほのぼのとしたテイストで描いたコミックエッセイ『ダーリンは外国人』。2002年に発売されて以来、シリーズ4作品で累計250万部(2010年1月現在)を超えるロングセラーとなっているこの作品を、井上真央主演で映画化。その完成披露記者会見が、2月25日にペニンシュラホテルで行われ、井上をはじめ、ダーリン役を演じたジョナサン・シェア、宇恵和昭監督、原作者の小栗と本物の「ダーリン」トニー・ラズロが出席。和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
主人公さおりは英語が大の苦手。中学生のときにはテストで4点をとってしまったほどの彼女が、ひょんなことからアメリカ人のトニーと出会い、つき合い始めるところから物語は展開。井上は挨拶で、「英語で4点を取ったことはないのですが(笑)」と前置きしつつも、「しゃべれるかというと堪能なわけではないので、今回の撮影を機に話せるようになるかなぁと思っていたのですが、(相手役の)ジョナサンがあまりに日本語が上手で、ついついそれに甘えてしまい、習得できませんでした」と苦笑いしていた。
そんなジョナサンは確かに日本語がペラペラで、会見では、現場でよく監督が口にしていたという早口言葉まで実演! すると、ライバル心に火がついたのか、監督も負けじと早口言葉を披露。取材陣が拍手を送ると調子にのった監督は別の早口言葉も披露し始めたが、途中で司会者からやんわりとたしなめられてしまい、残念そうな表情を浮かべていた。
劇中では井上の見事なマンガ家ぶりも映し出されるが、イラストシーンを指導した小栗によると、かなり筋が良いらしく「教えると一発でできてしまい、初めてとは思えないくらい」。小栗がマンガ家に転向するようスカウトしていると明かすと、井上も「困ったときは先生のところに行こうかなと思っています」と、まんざらでもなさそうだった。
演じていて国際結婚に憧れたりしたかと聞かれた井上は「憧れというよりは、国際結婚って、特別なことじゃないんだな」と実感したと言い、それよりも「トニーさんのような素敵な方がそばにいてくれたら、と思いました」と、乙女心を明かしていた。
さらに、同じ名前の浅田真央選手について聞かれた井上は、「テレビを付けると『真央ちゃん、真央ちゃん』と言っているので、ついつい反応してしまう」と照れ笑いを浮かべた。26日(日本時間)に行われるフリーの演技が気になるそうで、「夜の(本作の)試写会よりも、明日の試合の方が気になってしまって……」と話し、「真央ちゃんだったらやってくれると思う」とエールを送っていた。
映画については「春らしく、心温まるほのぼのとした映画。ぜひ多くの方に見てもらいたい」と井上。監督も「かなりかわいいラブストーリーになっていると思いますので、かわいがっていただければ」とアピールしていた。
『ダーリンは外国人』は4月10日より全国公開される。
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