1971年から88年までの17年間に1133本が作られた日活ロマンポルノ。これを復活させた「ロマンポルノ・RETURNS」の第2弾目となる『後ろから前から』の初日舞台挨拶が、ユーロスペースで行われ、主演の宮内知美、琴乃、増本庄一郎監督が登壇した。
「ロマンポルノ・RETURNS」予告編
『団地妻 昼下がりの情事/後ろから前から』
開始早々から妙に明るく、ハジケた印象の琴乃。そのハジケっぷりに監督から「ちょっと酒臭くないか?」と突っ込まれると、「私、お酒くさくないよ〜」と言い返していた。また、宮内も「見たことがない琴乃ちゃんがいる」と感想を漏らし、監督が「現場より元気」と語ると、宮内が「遅刻してきたからですかね」と、この日の遅刻を暴露していた。
ロマンポルノと言えば10分に1度のお約束のHシーンも定番。だが宮内は撮影後にその話を聞いたそうで、「なかったかな〜って思ってたんですけど、結構、ありましたよね?」と自信なさげに監督に尋ねる。すると監督が「正直に言っていいですか? 10分に1回っていうのは、僕も後から聞いた話」と告白。実は新聞社から取材を受けたときに、はじめて知ったそうで「このお仕事をいただいたときに、もちろん、濡れ場はいれてくれと。でも、それ以外は好きにやっていいって言われたので、10分に1回って言うのは……」と言葉を濁すと、一瞬の間をおいてから潔く「すみません10分に1回ないです」と詫びていた。
この映画、撮影期間はわずか5日間と超タイトなスケジュールだったようで、宮内も「5日という名の10日でした」と過酷な現場を振り返っていた。だが、そうしたハードスケジュールにも関わらず、琴乃だけは楽しんでいたようで、「私は2日間だけ。その割には結構出ていて、1番おいしいんじゃないかって感じで、ありがたいです」と笑顔を見せた。さらにテンションが上がる彼女に対し、宮内は「現場と今とでは全然違う。取り直した方がいいですよね」と進言する場面も。
最後のマスコミ用フォトセッションの際には、さらに琴乃が大ハシャギしながら撮影にのぞみ、芸人出身の監督からも、「1人芸人がいる」と言われていた。
『後ろから前から』はユーロスペースで2月27日(土)〜3月12日(金)まで2週間限定レイトショーされるほか、スカパー!HD(パーフェクトチョイスHD138)で3月4日(木)までPPV放映もされる。
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