新作映画『キネマの神様』より、沢田研二・宮本信子ペアと菅田将暉・永野芽郁ペアの笑顔そっくりな場面写真が解禁された。
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永野芽郁「とてつもない大きな愛情にあふれた作品」困難乗り越えた本作に手応え
本作は、山田洋次監督による松竹映画100周年記念作品。2020年3月1日のクランクイン以降、W主演の予定だった志村けんの突然の逝去、コロナ禍に伴う緊急事態宣言による撮影の長期中断、二度の公開延期を経て8月に公開される。
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田)は妻の淑子(宮本)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」。行き つけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。あれから約50年。『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める…というストーリー。
今回は、ゴウと淑子がたどった愛の軌跡が垣間見える3枚の場面写真が解禁。場面写真に写るのは一組の男女の姿。まだお互いの気持ちを知らずにいた頃のゴウ(菅田)と淑子(永野)、そして夫婦として約50年連れ添ったゴウ(沢田)と淑子(宮本)のほほ笑む表情からは、互いを思う様が見て取れる。
昭和から現代まで、ひたむきにゴウに寄り添う淑子の物語を演じるにあたって永野は「淑子のゴウちゃんに対する愛情の強さや、映画とまっすぐに向き合う気持ち、色々なものに温かさを感じました。それを山田監督に演出していただく時にはとてつもない大きな愛情にあふれた作品になるんだろうと思いました」と語っている。
『キネマの神様』は8月6日より全国公開。
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