危機管理コンサルタントとしてテレビでも活躍するテレンス・リーが、3月10日に都内アオイスタジオで映画『アーマード 武装地帯』のテレビCMのナレーション録りを行った。
同作はどんな銃弾も寄せつけない、最新テクノロジーを搭載した走る要塞「アーマード・トラック=装甲現金輸送車」で警備に当たる6人のプロフェッショナルが、輸送中の4200万ドルの大金をそっくりいただこうと計画するが、予期せぬアクシデントに見舞われるというクライムアクション。
主人公たちはその道の超プロフェッショナルのはずだが、リーは「率直に言って、この映画に出てくる男たちは危機管理的に甘々」と、まずは危機管理のプロとして一喝! その上で、「だからこそ面白い。ハリウッド映画っぽくなくて、ヨーロッパのギャング映画、ノワール的な面白さがあります。それになんと言っても出演者の顔ぶれがすごい。ローレンス・フィッシュバーンは大好き、男っぷりがいい。この映画、ナメてかかると火傷しますよ」と最終的にベタ褒めしていた。
アフレコは今回が初挑戦。ずっとやりたかったが、自分の声では無理だと思っていたというリーは、「今回、この仕事の準備として2日前から酒を断った。その成果が出たと思う。声のハリがいつもと違う!」と自画自賛。さらに「宮崎アニメの吹き替えをやってみたい」と早くも夢を膨らませていた。
また、劇中で起こる予期せぬアクシデントにひっかけ、昨年、路上で男性から予期せぬ暴行を受けたことについて聞かれると、「殴られたというよりはずっと蹴られてた。でも、気持ち良かったです。私はドMなので」とコメント。重症と報道されたことに関しては、「骨折もしてませんし、入院もしてません。その日の晩にはお酒も飲んでましたから」とピンピンしていたことをアピール。「この映画の男たちのような絶望的な状況下に比べれば、私なんて屁みたいなものです」と語っていた。
『アーマード 武装地帯』は3月27日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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