フランス映画祭2010で来日していたフランス女優セシル・ド・フランス。おしゃれセレブとしても人気の彼女が、3月21日に同映画祭で『シスタースマイル ドミニクの歌』を上映後、トークショーを行った。
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映画は、1960年代のベルギーを舞台に、自由を求める女性ジャニーヌの半生を描いていく。日本でも人気となった曲「ドミニク」を作った実在の人物を元にした作品で、トークショーにはセシルと映画評論家の秦早穂子が登壇した。
波乱の一生を送ったジャニーヌ。秦は「『ドミニク』の歌を知っている人も、作曲者がこんな一生を送ったと知り、驚きだったと思います」とコメント。
主人公の複雑な内面に惹かれたというセシルは「こういう役を演じることは、俳優にとってとても勉強になる。彼女の、大胆で英雄的で、服従しないところに興味を持ちました」と語った。実在の人物を演じるのは『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男』以来2度目だそうで、「実在の人物を演じる責任は重い。彼女の写真や動画などを見て役作りしました」。
また、本作ではギターの弾き語りも披露しているが、「4〜5カ月練習しました。演奏を披露することは、私にとって大変なことでした」と苦労を振り返った。
『シスタースマイル ドミニクの歌』は初夏、シネスイッチ銀座にて公開予定。
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