人類とエイリアンの共存について描いた異色SF映画『第9地区』。公開を間近に控えた4月1日のエイプリールフールの日に、この作品のイベントが都内で行われ、「鳩山首相夫妻」が出席した。
映画は、南アフリカの上空に突如現れたエイリアンを、人類が難民として受け入れる一方、隔離政策をとっていくという、アパルトヘイトを連想させるストーリー。
鳩山来留夫、なかじままりが扮した「ニセ鳩山夫妻」はこの日、エイリアン友好省の新設を宣言し、その初代友好大臣には坂東英二が任命された。重責を担うこととなった坂東は、この日、マニフェストも発表!
まずは、12000円のエイリアン給付金の支給。これには亀井静大臣も大喜びしたという。また、映画のタイトルにちなみ、9%のエイリアン税を制定。そして、得意の野球でエイリアンとの友好を深めようと「スペース・ベースボール・クラシック」の開催を提案した。さらに、大好物のゆで卵を宇宙に広めるために「1日1ゆで卵政策」も提唱! 特別ゲストとして登場したエイリアンにもゆで卵を贈呈したものの、あろうことか、エイリアンがゆで卵を落としてしまうという一幕も……。
映画については「国会でも話題になっていて、小沢さんも、『アバター』を超えたと言っていました」とニセ首相。ニセ首相夫人は「友愛の精神で見てください」。坂東大臣は、「人種の問題を考えさせられる。なんで南アフリカが舞台なのか、地球人と宇宙人がどうなるか気になると思うので、ぜひご覧ください」とアピールしていた。
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