「モーニング」「モーニング・ツー」などで不定期連載されている『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』がついに映画化。4月3日に新宿のk’scinemaにて初日舞台挨拶が行われ、主演の哀川翔をはじめ、俳優の水元秀二郎、佐藤左吉監督、原作者の青空大地が登壇した。
この映画、原作コミックを読み、映画化を熱望したのが哀川自身だという。「たまたまコミックが送られてきて、それを読んだら、映画の匂いがプンプンした」と話す哀川は、「冒頭のシーンにまずしびれ、こういうのが実写になったら最高に面白いだろうなって思った。そのときに頭に浮かんだのが(『東京ゾンビ』で組んだ)佐藤左吉監督。すぐに電話をしました」と、本作のはじまりについて語ってくれた。
一方、その電話を受けた佐藤監督は、「たまたま近くに本屋さんがあったのでマンガを読み、すごく面白かったが、映画化は絶対無理だと思った」そう。理由の1つが「カブトムシの交尾を撮る方法が思いつかなかったから」。それで、しばらく放っておいたと話す佐藤監督だが、「昨年、翔さんの25周年パーティーに行ったら、翔さんがしっかり覚えていて、『昆虫探偵』期待しているよって握手されて」と、この映画が本格始動する経緯を明かした。
そして、現場で大変な思いをしたのが、自他共に認める哀川のファンで、追っかけから付き人になり、今は俳優としても活躍する水元だ。虫を食べる虫食い男を演じた水元は、「(大きなバッタでは)ヤバイと思っていたから、小さめのバッタを見つけ、捕まえて現場に持って行ったんです。そうしたら、翔さんから『おい、秀二郎。ちょうどいいの見つけてきたよ』と、すごく元気で大きなバッタを勧められた。主演のアニキにそう言われたら、食べるしかないと思った」と、撮影の苦労を語っていた。
また、虫との共演について聞かれた哀川は「初日からワクワクしまして、普段も寝起きいいんですけど、普段以上の寝起きでした。でも、現場に入ったら、なかなか呼ばれない。1時間たっても呼ばれないので、どうしたのって聞いたら『ちょっと虫待ちで』と言われて」と苦笑していた。
『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』はK’scinemaほかにて全国順次公開される。
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