仲間由紀恵らが『TRICK』イベント出席。佐藤健と夏帆のキツ〜い栃木弁にも注目

2010.04.06

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2000年7月にテレビドラマとしてスタートし、今年で10周年を迎えた人気シリーズ『TRICK』。その4年ぶりとなる映画版第3弾『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の完成披露イベントが、4月5日に六本木ヒルズアリーナで開催され、雨がそぼ降る寒空の下、仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、佐藤健、夏帆、片瀬那奈らキャストと堤幸彦監督が登壇した。

『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』場面写真

自称・売れっ子美人マジシャンの山田奈緒子と、ダマされやすい天才物理学者の上田次郎の迷コンビが、不可思議現象のトリックを暴いていく作品。4年ぶりに奈緒子に扮した仲間は「懐かしい我が家に帰ってきたような感じで嬉しかった」とニッコリ。笑いの絶えない楽しい現場だったそうで、「一番笑っていたのは監督」と撮影を振り返った。

一方、上田を演じた阿部は、「寒かったですね。撮影中はホカロンを20個以上貼って撮影していました」と楽しくも過酷な現場について語ってから、「（この10年で）上田は成長していませんが、奈緒子に頼って甘えるような態度が見え、変化していますね」と明かしていた。

初参加の佐藤は、携帯の着信を『TRICK』のテーマ曲にしていたくらいの大ファンで「（出演できて）本当に嬉しかった」と感激気味。ナマ奈緒子を間近で見た興奮で、演技に集中できなかったこともあると明かしていた。

劇中では栃木弁に挑戦している佐藤と夏帆。幼なじみの恋人という設定だが、佐藤は「若い2人なのですが、栃木弁をしゃべることで、老夫婦のような感じになっていた」と話していた。ちなみに訛りはかなりキツいようで、夏帆は、「こんな強い訛りは初めてで、最初に（練習用の）テープを聞いたとき、何を言っているのか分からなかったくらい」と苦笑いしていた。

この日は、キャストの松平健からのビデオメッセージも寄せられた。妖術使いの役を演じている松平は、「個性豊かな人々にどんな霊能力があるのかというところを楽しみにしてください」と、見どころをアピールしていた。

『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』は、5月8日より全国東宝系にて公開される。