一流企業に勤めていた主人公が母の病をきっかけに人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく姿を描いた感動作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』。4月12日、この映画の完成披露会見が東京會舘で行われ、主演の中井貴一をはじめ、高島礼子、本仮屋ユイカ、三浦貴大、奈良岡朋子、佐野史郎、甲本雅裕、錦織良成監督、阿部秀司プロデューサーの計9名が出席した。
島根県の東部を走る一畑電車、通称バタデンを舞台にした物語で、49歳にして電車の運転手に転身する主人公を演じた中井は、「島根の方々の無償の愛に支えられ、撮影中を楽しく過ごすことができました。その楽しさが画面に出ていると思います」と挨拶。個人的には鉄道に思い入れはないと言いつつも、「映画がヒットし、(映画に登場するレトロな電車)デニハ50形を遺そうと思ってもらえれば」と話していた。
三浦友和を父に、山口百恵を母にもつ三浦貴大。本作は彼の俳優デビュー作で、「全てが初めてなのですごく緊張しました。今も緊張していて、話がまとまらないんですけど」と話していた。撮影中の思い出としては、中井から「自分の思った通りにやるのがいい」と言われたことが一番印象に残っているとコメント。また両親が映画を見たかどうか聞かれると、「まだ見てないんじゃないでしょうか」と話していた。
本作は、島根出身の錦織監督の熱い思いが込められた作品でもあり、「撮影中、監督が耳元で、島根の素晴らしさをずっとささやいていました」と三浦。本仮屋は、そんな島根の人々の温かさにすっかり惚れこんだ様子で、「景色がキレイで食べ物も美味しくて人が温かく、島根県が大好きになりました」と話し、自由時間に遊びに行った帰りに、親切な地元の人の車に乗せてもらい帰り着いたというエピソードを披露。中井から「それってナンパじゃないの?」と突っ込まれるも、「違います、違います」と否定していた。
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は5月29日より丸の内ピカデリーほかにて公開される。
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