天才肌と努力型の2人の高校生ボクサーの青春を描いた映画『ボックス!』の完成披露試写会が、4月21日に後楽園ホールで行われ、主演の市原隼人をはじめ、高良健吾、谷村美月、香椎由宇、筧利夫らキャストと李闘士男監督、原作者の百田尚樹が出席。映画への熱い思いや撮影裏話などを語った。
天才型のやんちゃなボクサーを演じた市原は「『ボックス!』完成を報告できることを本当に誇りに思っています。青春を味わいたくなるような映画になっていると思います」と挨拶。市原と高良はクランクインの2カ月前からハードな練習を積んだそうで、その見事なファイティングシーンについて監督は「他のボクシング映画を圧倒している。2人は間違いなく『あしたのジョー』よりも強いと思います!」と太鼓判を押していた。
監督によると、市原は最初、ボクシングのシーンと言えども人を殴ることに抵抗があり、苦労したという。市原も「芝居でやったこともないし、初めてだったので……」と言ってから、「でも、本気で殴ってから吹っ切れました」と話していた。
この日は「恋の必殺技」についての質問も飛び出した。筧と百田は「反則技もなんでもアリ!」とエネルギッシュな回答。「ガードで守りに入るタイプ」と答えたのは谷村で、香椎は「リング内をグルグル逃げて……最終的には転ぶとか?」と話していた。
また、高良は「僕は、ジャブですかね……」とモジモジしながら回答。監督が「このナヨナヨしたのを、現場では何回も怒ったんですよ(笑)」と突っ込むと、高良は苦笑いしながら「僕は結構、女々しいと思うので、ジャブを出してみて『行けそうかな?』と思ったらストレートに」と、二段構えの技で臨むことを明かしていた。一方、市原は「ストレートですね」と爽やかな笑顔を浮かべていた。
『ボックス!』は5月22日より全国公開される。
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