江戸川乱歩の短編小説を映画化したR18のエロティックサスペンス『失恋殺人』が4月24日に公開初日を迎え、主演の宮地真緒、柳憂怜、大浦龍宇一、星野真里、窪田将治監督が、ヒューマントラストシネマで舞台挨拶を行った。
今回、美貌の人妻を演じた主演・宮地。鮮やかな黄色いミニドレスからスラリとした美脚をのぞかせた彼女は、「私とはかけ離れたイイ女で、男性を惑わしていく役を演じました。みなさんも惑わされてください」と挨拶。その夫で、妻を愛するがあまり嫉妬に狂ってしまう男を演じた柳は、まず「今日は『ちょんまげぷりん』の初日ということで」とボケて微妙な笑いを誘ってから、「外国からやってきて生活習慣が違うなか、どうやって恋人の家族と仲良くして結婚できるかを描いた楽しい映画になっています」と、本作とはまったく違うストーリーを説明し、観客を戸惑わせていた。
また、明智小五郎の妻で、主人公の浮気調査をすることになる文代を演じた星野は、「女性目線で一連の物語を見るというこの作品を、ぜひ楽しんでください」と、見どころを語っていた。
16歳でデビューし、フジテレビビジュアルクイーンや旭化成のキャンペンガールを経て、NHK連続テレビ小説『まんてん』のヒロインを好演するなど多彩な活躍を見せてきた宮地。今年でデビュー10周年を迎える意気込みについて聞かれると「26歳になって、『ああ、そうか。もう私は結婚して妻になってもいい年なんだ』と実感しました」と感慨深げに語った。
宮地の官能的な濡れ場も見どころのひとつだが、それについて聞かれた宮地は、「結婚をして不倫をしている女にとっては必然のことであって、難しくはありましたけど、気合いを入れて乗り切っていると思います」と、頑張りをアピールしていた。
『失恋殺人』はヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー公開中。この後、全国で順次公開される予定。
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