『矢島美容室』初日はエリカ様ネタで大爆笑。黒木メイサは「お触り多い」と苦情

2010.04.29

11歳の同級生役（！）を演じた黒木メイサ（左）とストロベリーこと石橋貴明（右）。前にいるのはチビ矢島美容室

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左からマーガレットこと木梨憲武、ナオミことDJ OZMA、アヤカ・ウィルソン。前にいるのはチビ矢島美容室

ストロベリーを模したダルマと一緒に。前列左から黒木メイサ、ストロベリー、マーガレット、ナオミ、アヤカ・ウィルソン。後列左からKABA.ちゃん、山本裕典、ダンテ・カーヴァー、中島信也監督

バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』から生まれた人気ユニットによる『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』。この映画が4月29日に封切られ、キャスト、スタッフが丸の内ピカデリー1で、初日舞台挨拶を行った。

［動画］『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』舞台挨拶／矢島美容室、黒木メイサほか

登壇したのは矢島美容室のメンバー、ストロベリー（石橋貴明）、マーガレット（木梨憲武）、ナオミ（DJ OZMA）の3人と、共演者の黒木メイサ、山本裕典、アヤカ・ウィルソン、ダンテ・カーヴァー、KABA.ちゃん、中島信也監督。大きな拍手のなかを笑顔で登場した登壇者たちだが、ストロベリーだけはなぜか不機嫌そう。司会から挨拶を促されるも、「別に……」とエリカ様キャラで応答し、「今、離婚を中心に話し合っています」と続け、観客たちを大爆笑させていた。

続いて、一家のママであるマーガレットも「別に……」と挨拶。だがすぐに「ウソです。そのシリーズやめます（笑）」と宣言し、客席に向け「いかがでしたでしょうか？」と問いかけると、客席からは大きな拍手が。それを見たマーガレットは、満足そうにうなずいていた。一方、ナオミは、共演者の山本から「キモい」と言われたことがショックだったと告白。すると山本は「正直、本当にキツかった」と苦笑いし、「でも、映像だと（ライトのおかげで）本当にキレイだと思います」とフォローしていた。

また、ストロベリーのライバルを演じた黒木は「本当に悪い役だったので、ワルに徹しようと思いました」と挨拶。それを聞いたストロベリーは「良い役はドラマ『新参者』でやってます。冬には『ヤマト』もありますので、そちらのほうを」と、彼女の他作品をアピールしてあげていた。そんなストロベリーとの共演について聞かれた黒木は、「共演は楽しかったですが、お触りが多い（笑）」と苦情を述べていた。

個性豊かなキャストを見ながら「猛獣からお化けまでいて、僕はサーカスの団長かなにかみたい（笑）」と話したのは監督。「みなさんの顔がゆるんでいる感じで、その顔を見て幸せな気分になっています」と、観客の反応に安心した様子だった。

最後の挨拶では、観客たちにさらなる応援を呼びかけていた矢島美容室の3人。ストロベリーは、「5月5日くらいまでの動員を見て、パート2を作るかどうか決めるそうです」と言い、GWに見て欲しいと訴えた。さらに「パート2が作られる場合、6日には発表できると思います。その場合は、高城剛クンのHPに出ますので、そちらのほうを……」と続けると、場内は大爆笑。マーガレットと司会はあわてて、「ウソですよ！」と付け加えていた。

『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』は、丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開中。