1960年代後半の、熱気と活力が渦巻いていた時代を舞台にした青春ドラマ『マイ・バック・ページ』で、妻夫木聡と松山ケンイチが初共演を果たすことが明らかになった。
監督は、『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督。3年半ぶりにメガホンを取った監督は「地に足が着き、等身大の目線で共感できる人間を演じきる妻夫木君の魅力と、特異な存在感で、見ているこちら側を別の世界へ連れていってくれる魅力を持つ松山君。正反対の2人が、どんな芝居でぶつかるのか楽しみ」とコメント。
妻夫木が演じるのは、週刊誌編集部で働く若き記者。「『どこにもない何か』に自分の存在価値を求めようとした時代。ただ通り過ぎていく今の時代に、少しでも足跡が残せたらいいなと思っています。現場で、松山君と共に、僕らの“時代”を描ければと考えています」と妻夫木。
一方、妻夫木扮する記者を挫折に追い込む左翼学生を演じる松山は、「とても特異、異質な役なので、演じるのがとても楽しみです。山下監督や妻夫木さん、スタッフ、キャストのみなさんと、必ず最高の作品を作ります」と意気込みを見せた。
『マイ・バック・ページ』は2011年公開予定。
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