次はカンヌ！成海璃子、山下リオ、桜庭ななみらが『書道ガールズ』舞台挨拶

2010.05.15

その他の写真はこちら（5）

書道パフォーマンスについて山下（左）は「みんなでひとつの作品を作るのは、やっぱりいいなと思いました」とコメント

前列左から高畑充希、山下リオ、成海璃子、桜庭ななみ、小島藤子。後列左から猪股隆一郎監督、市川知宏、森岡龍、坂口涼太郎

故郷の町に活気を取り戻すため、書道パフォーマンス甲子園を開催した女子高生たち──愛媛県立三島高校の書道部員たちの実話をもとにした青春映画『書道ガールズ!! −わたしたちの甲子園−』が、5月15日に公開初日を迎え、キャストらが新宿バルト9で舞台挨拶を行った。

『書道ガールズ!!』桜庭ななみインタビュー
 『書道ガールズ!!』場面写真

登壇したのは書道部員役の成海璃子、山下リオ、桜庭ななみ、高畑充希、小島藤子、森岡龍、坂口涼太郎と、成海扮する主人公の幼なじみを演じた市川知宏、猪股隆一監督の計9名。桜庭は、「がむしゃらに頑張る素晴らしさを伝えられたら嬉しい」と挨拶。小島も「温かくて元気の出る映画なので、元気をもらって帰っていただければ」と胸を張っていた。

撮影が行われたのは、三島高校のある四国中央市。町をあげての歓迎ぶりだったそうで、成海は、「ご飯を食べに行くとサービスしてくれたりしました」とニッコリ。また、成海が卓球好きだと知った市長が、ホテルに卓球台を入れてくれたそうで、撮影の合間には、みんなで卓球を楽しんだようだ。

撮影を通じて友情も芽生えたようで、桜庭は「みんなでずっと（撮影やプロモーションキャンペーンを）やってきたので、みなさんに見ていただける日が来てすごく嬉しいのですが、反面、今日が最後だと思うと本当にさみしい」と、しんみり語っていた。

6m×8mの巨大な紙に、みんなで心をひとつにして書を書き込んでいくクライマックスの書道パフォーマンスシーンは圧巻で、監督は、「みんな、毎日、顔も手も（墨で）真っ黒にしてがんばってくれました。その成果をご覧いただければ」と奮闘を讃えていた。

挨拶の後には、女子5人がその場で、「祈・大ヒット」の文字をそれぞれ1字ずつ書き、映画のヒットを祈願。フォトコールでは、その字を掲げて撮影に臨んだ。

成海は16日にカンヌへと出発し、現在開催中のカンヌ国際映画祭に参加。三島高校書道部の生徒たちと共に、砂浜で書道パフォーマンスを披露するそうで、「頑張ってきます」と笑顔を浮かべていた。

『書道ガールズ』は、新宿バルト9ほかにて全国公開中。