幼なじみの2人が様々な出来事を乗り越え、仲間と共に音楽に打ち込んでいく様子を描いた青春映画『音楽人(おんがくびと)』。この映画のプレミアライブ付き舞台挨拶が、5月16日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の佐野和真をはじめ、桐谷美玲、徳澤直子、足立梨花、加藤慶祐、古原靖久、主題歌を担当し、出演もしているMAY’Sの片桐舞子と河井純一、伊藤秀隆監督が登壇した。
映画初主演の佐野は、目をうるませながら「この日が来るのを、ずっと待っていました」と挨拶すると、「あ〜ヤバい」と後ろ向きになり、涙を隠していた。また、司会から初主演の感想を聞かれると、「極力自然な仕草を心がけました。それからギターの練習をしたのですが、トータルで10日間しかなくて、しかもバンドのメンバーがそろって練習できたのが1日しかなかった。だから、ギターと一緒に寝るほど練習しました」と振り返った。
一方、病気のために歌手になる夢をあきらめたヒロインを演じた桐谷。かわいらしいヒロインを演じた感想を聞かれると、「普段の私は、モテク(モテるテクニック)を使えないので恥ずかしかったです。でも、(佐野扮する)蒼の携帯を聞きたくて服をひっぱるシーンはお気に入り」と回答。その仕草について佐野は、「好きな人限定でやるのはかわいいと思いますよ。誰にでもやっちゃうとダメだけどね」と感想を述べていた。
この日はMAY’Sの片桐と河井がミニライブで、主題歌『星の数だけ抱きしめて』と挿入歌を披露。片桐は、「主題歌を書き下ろすのは初めてで、しかも、まさかの出演まで! (演技が)できるのか不安でしたが挑戦しました」と話す一方、「歌っているほうがラクでした」と本音をもらしていた。
さらに、5月生まれの片桐と河井に、佐野と桐谷がサプライズでバースデイケーキをプレゼントする場面も。みんなから「おめでとう」の祝福を受けた2人は深々とお辞儀して、「ありがとうございます」と感謝を述べていた。
『音楽人』は渋谷シアターTSUTAYAほかにて公開中
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