『NECK』舞台挨拶で、箱に入って登場した溝端に客席から黄色い声！

2010.05.28

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独自の研究でお化けを作り出そうとする変わった女の子が主人公の映画『NECK ネック』。この映画の完成披露試写会が5月27日にヤクルトホールで開かれ、上映前に主役を演じた相武紗季と溝端淳平、白川士監督の3人が舞台挨拶を行った。

［動画］『NECK ネック』舞台挨拶／相武紗季、溝端淳平、白川士監督

最初に現れたのは相武と白川監督。2人だけの壇上に、溝端目当ての女性ファンは不審そうな表情。すると、司会が「女性の方々が『アレッ？この人来ていないんじゃない』という不安な顔をされているようですけど、ここで、この映画の主人公的なものを紹介したいと思います」と話し、「ネック・マシーンの登場です」と大きな声で紹介した。

と、舞台中央のパネルが2つに割れ、大きな箱が登場。よく見ると、溝端が箱から頭だけ出しており、それに気づいた会場からは「キャアー」と黄色い歓声が。実はこれ、ネック・マシーンというお化けを作り出す機械で、劇中にも登場。溝端は手を振ることもできないものの、観客はこの姿を存分に楽しんだようで「かわいい」という声も上がっていた。

また、溝端のこの姿をどう思うかと聞かれた相武は、客席に向かって「みなさんも思っていると思いますが、このネック・マシーンが日本で1番似合う“男”は溝端淳平くん」と言うところを、間違って「“女”は」と言ってしまい、大ウケしていた。

その後、司会から苦労したことを聞かれた相武は、「元々、私はそんなにテンション高くないんです。でも、テンションが高い役だったので、現場でずっとアゲようアゲようとしていたら、落ち着きがないって言われた」と監督に対し、少々、恨み節。

一方、溝端は相武から「淳平くんは、そのままだよね」と言われ、「そうですね。僕は基本的にいつもテンションが高いです」と答える。すると相武は「さっき、仕事のときの方がテンションをセーブしているって言ってたので、普段はどれだけ高いんだろう」と驚きの顔。溝端は「『NECK』のときはリミッター解除になる感じで、（テンション高く）明るい役をやった」と、マックス状態だったこと明かしていた。

最後に溝端は「ホラー映画なのに爽やかな気持ちになれる、胸キュンホラー。今日はみなさんに、キュンキュンして帰ってもらいたい」と映画をアピール。相武は「胸キュンホラー映画でもあるけど、いろいろなものが含まれていて、すべてが新感覚。見て楽しむというより、ジェットコースターのようなものに乗って、アトラクションを楽しむような気持ちで、体感してください」と話していた。

『NECK ネック』は8月21日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開される。