上映中止が相次ぐ『ザ・コーヴ』、明治大学でのイベントも中止に!
抗議活動により上映を断念する劇場が相次いでいるドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』。6月17日夜には、来日中の出演者リック・オバリーを招き、明治大学駿河台キャンパス内のホールで、上映会とティーチインが開催される予定だったが、このイベントも中止となったことが判明した。
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本作は和歌山県大地町で行われているイルカ漁を、イルカ保護の立場からとらえた作品で、今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。強引な主張や隠し撮りなどの撮影手法の是非については意見が分かれ、早くから賛否両論が渦巻いていた。
映画ではテーマの根幹を担う役割のオバリーは、1960年代に人気を博したアメリカのドラマ『わんぱくフリッパー』でイルカの調教師をつとめた人物で、現在はイルカ保護の活動に尽力している。
今回の中止について明治大学は、「平日は授業があり、この上映会が授業に支障をきたす恐れがあるため、(会場の貸し出しを)お断りをしました」と理由を説明している。
現在、首都圏で上映が予定されているのは、横浜ニューテアトルのみとなっている。
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