韓国時代劇の新女王ハン・ヘジン「日本が勝ってよかった」と日本代表にもエール

2010.06.16

ハン・ヘジン
2002年日韓合作ドラマ『フレンズ』で女優デビュー『君は星』『がんばれ！クムスン』などで数々の映画賞を受賞。美貌だけではなく演技力にも定評がある。韓国ドラマ史上最高視聴率を記録した『朱蒙』でヒロインを演じ、『宮廷女官チャングムの誓い』で国民的女優に。

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19世紀後半の韓国。朝鮮半島初の近代西洋医院として、1885年に設立された“済衆院”を舞台に、当時の最先端の医療施設で繰り広げられる人間模様を描いた『済衆院／チェジュンウォン』。韓国版『JIN -仁-』とも称される、この人気韓国ドラマのDVDリリースを記念して、主演のハン・ヘジンが来日。6月15日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶にのぞんだ。

［動画］韓国ドラマ『済衆院』来日イベント／ハン・ヘジン

冒頭にMCより、韓国初の西洋病院を舞台に、若き医師たちの青春と人間模様を描いた作品であるとの説明があると、ヘジンは「当時は女性が活躍できなかった時代。私が演じた女性は新しいタイプの女性で、彼女を演じることで、当時の女性たちの夢を実現できたような気がしました」と挨拶。

恋愛についても「当時の恋愛は、家と家の結婚で、政略結婚が主でした。私が演じたユ・ソンナンが、韓国で初めて恋愛をして、交際をした女性になると思います。現代の人に共感してもらえるように演じました」と語っていた。

また、現在開催中のワールドカップに話が及ぶと、「韓国でも試合中はすべての機能が止まるくらい注目されている。私も初戦は友人と大騒ぎで観戦しました」と韓国戦からは目が離せない様子。日本がカメルーンに勝った初戦にも触れ、「ちょうど日本が1点入れたのを見て眠っちゃいました。でも、日本が勝ってよかったです、おめでとうございます。日本も韓国も一緒に決勝に進めればいいなと祈っています！」と話していた。

その後、ファンから韓国語で“美の秘訣”について聞かれると、「健康には注意しています。運動もするし、心の健康のためにポジティブ思考を心がけている」と、心身ともに健康であることが大切であることを語っていた。

『済衆院／チェジュンウォン』は8月4日よりレンタル開始。9月8日にDVDのコレクターズ・ボックス1が発売となる。