カンヌ受賞も期待! 亡き妻との記憶が刻まれた車が紡ぐ物語 その行き先は…
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村上春樹の原作を濱口竜介監督&西島秀俊主演で映画化『ドライブ・マイ・カー』本ビジュアル解禁!
主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化、現在開催中のカンヌ国際映画祭コンペティション部門にも日本映画として唯一出品されている、濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』の本ビジュアルが公開された。
・西島秀俊×村上春樹! 映画『ドライブ・マイ・カー』劇中写真公開
本作は、ワールドプレミア上映後、海外メディアから「悲しみと再生について描いた、深い感動の物語!(Variety)」、「濱口監督は、世界的な才能の持ち主であることを証明した(Little White Lies)」などの絶賛レビューが相次ぎ、「Screen International誌」が掲載する批評家による「星取表」では4点満点中3.5というスコアでトップを独走中、最高賞を競うコンペティション部門での受賞も期待されている。
同作は、俳優であり演出家の主人公・家福(西島)が、愛する妻と満ち足りた日々を送っていものの、妻は秘密を残し、突然この世から去る。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会う。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごす中でそれまで目を背けてきたあることに気付かされていく……という、謎めいたストーリーだ。
心突き動かされる圧巻のラスト!
この度、公開された本ビジュアルは、家福と、彼の専属ドライバーを務めるみさき、キーパーソンである俳優・高槻(岡田将生)が家福の愛車である真紅の“サーブ900”を背に、それぞれの思いを秘めた表情で、強いまなざしを真っすぐに見据えた姿が印象的だ。
さらに、「この運命から、目を逸らさない──。」と添えられたキャッチコピーから、3人がたどる運命や葛藤と、そこから目を逸らさずに対峙していく展開を予感させる。これまで圧倒的な脚本と豊かな表現で、人間の多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督。原作の精神を受け継ぎながら、どのような物語を紡ぐのか……。公開が待ち遠しくなるビジュアルとなっている。
『ドライブ・マイ・カー』は8月20日より、全国で公開される。
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