『ドラゴン桜』でクセある国語教師を演じた安田顕、こんどは厳格な写真館の館主に!
金子雅和監督の壮大な世界観を慕うキャストが揃う。『ドラゴン桜』出演者が目白押し
いま最も勢いのある若手俳優・笠松将主演、国際的にも活躍する阿部純子がヒロインを務める映画『リング・ワンダリング』が来年22年2月に全国公開される。このたび追加キャストとして、安田顕、片岡礼子、⻑谷川初範、田中要次、品川徹が出演することがわかった。
・『ドラゴン桜』小杉&藤井の仲間入り! 国語教師の太宰府治に安田顕
ヒロインであるミドリ(阿部)の父親で、写真館の館主・⻘一役には、TBS系列のドラマ『ドラゴン桜』でクセのある国語の教師・太宰府治を演じた安田顕。きっかけは、酒場で金子雅和監督と出会ったことだと明かす。金子監督の前作『アルビノの木』でも印象的な役どころを演じた⻑谷川に“金子監督は日本の宝”と聞き、「出演させてほしい想いがより強く湧いた」と振り返っている。
その⻑谷川は、草介(笠松)の描く漫画の主人公・銀三を演じる。金子監督について、「いつも静かに穏やかに疾走している。誰よりも情熱的で決して芯のブレがない。山岳現場ではまるでカモシカのように機敏に素早く動き回り、ひとりあっという間に丘の上に、滝の上まで登っている。静かなる強靭な狂人」と絶賛する。
ミドリの母・藍子を演じるのは、9月公開の『空白』を控える実力派の片岡礼子。「安田さん演ずる父・⻘一の厳格な背中が我々家族の着地場所となり、壮大なお話の中の小さな家族は楽しい時間でありました」とコメントしている。ちなみに片岡も『ドラゴン桜』に出演、加藤清史郎演じる天野晃一郎の母・美紀に扮していた。
そのほかにも、名バイプレイヤー・田中要次のほか、『ドラゴン桜』でこれまた特別講師として柳鉄之介を演じた大ベテラン・品川徹も登場。実力派キャストが脇を固める。
・『ドラゴン桜』数学特別講師・柳鉄之介登場! 品川徹が16年ぶり出演
上手く描けない青年と不思議な娘の出会い
本作品は、東京の下町で漫画家を目指す主人公・草介が、不思議な女性・ミドリとの出会いを通して、東京という土地に眠る過去の記憶、そして命の重みを知ってゆく一夜の切ない幻想譚。
『リング・ワンダリング』は、来年22年2月に全国公開される。
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