高岡蒼甫が小野恵令奈の上目遣いに「うっかりその気に」『さんかく』初日舞台挨拶
憎めないダメ男が、恋人とその妹の間で揺れ動く様子を描いた三角関係ラブストーリー『さんかく』。6月26日に公開初日を迎え、キャストの高岡蒼甫、小野恵令奈(AKB48)、田畑智子、吉田恵輔監督が、ヒューマントラストシネマ渋谷で舞台挨拶を行った。
中学生の少女の小悪魔的言動にときめいてしまう主人公を演じた高岡は、「面白い脚本に乗っかって、突拍子もない、ある意味まっすぐな男を演じました」と挨拶。
主人公を翻弄する中学生を演じた小野は「もうちょっと小悪魔でいてもよかったかな」と、役への未練をうかがわせる一方、性格的には正反対だそうで、「でも、やっぱり自分自身が一番ですね」とコメント。「3度は楽しめる映画だと思います。大好きな作品です」とアピールしていた。
そんな小野との共演について高岡は、「撮影中、小野さんの演じた女の子に上目遣いに見られたり手を握られたりして、うっかりその気になりそうで怖かった」と告白。「撮影に集中しすぎて、イタイ男になりきっています」とも話していた。
高岡について監督は「本当にまじめで勘が良くて、アドリブもどこに入れているか分からないくらい自然」とべた褒め。映画については「自分勝手な人間が、徐々にそのことに気づいていくことができる作品になったと思います」と語っていた。
この日は写真撮影時に、高岡が立ちくらみ状態となるハプニングが発生。関係者によると暑さとフラッシュが原因だったようで、すぐに回復。その後も2回の舞台挨拶を滞りなくこなしたという。
『さんかく』はヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほかにて全国順次公開中。
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