ジョージ・クルーニーが出廷、伊ファッションブランドに賠償金300万ユーロを請求
ジョージ・クルーニーが16日にイタリアのミラノで、ファッションブランドに無断で名前を使用された事件の裁判に証人として出廷した。クルーニーが出廷することは事前の報道で知れ渡っており、裁判所前はもちろんのこと、傍聴席にまで彼のファンが大挙し、周辺はちょっとした混乱状態に陥った。
クルーニーは、片言のイタリア語をまじえながら通訳付きで証言を行ない、起訴されている3人の被告とは一面識もないと断言。被告の1人の女性は、かつてクルーニーと恋愛関係にあり、イタリアのコモ湖にある彼の別荘で同居していたと供述していたが、これについても完全否定した。
被告側からは、ファッションブランドを承認するクルーニーの署名入りとされる書類が提示されたが、クルーニーは、署名は全て、偽造したり、本物をコピーしたものだと主張した。
この裁判で、クルーニーは賠償金300万ユーロ(約3億4千万円)の支払いを求めている。
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