男の子のフリして生きる女の子…そんな“彼”に女の子が恋したら?
10年前の名作を、今このタイミングで再び!
低予算のインディペンデント作品ながら、本国フランスでの劇場公開時には30万人を動員する大ヒットを記録した映画『トムボーイ』が、9月17日に公開される。このたび、ポスタービジュアルが公開された。
・現代に響く、18世紀に生きる女性たちの禁断の愛の物語・セリーヌ・シアマ監督作品
公開されたポスタービジュアルには、劇中のキーワードとなる「きみの名前は?」の一文とともに、ロール/ミカエルを演じるゾエ・エランがこちらを見つめている。まっすぐな瞳に吸い込まれるかのようなビジュアルだ。
本作の主人公は、引っ越し先で「ミカエル」と名乗り、新たに知り合った友人たちとの間で男の子として過ごそうとする少女ロール。ジェンダーとアイデンティティーを行き来する主人公に寄り添った目線とユーモアをもって、ひと夏の挑戦が描かれる。
やがて、ミカエルに特別な視線を向ける女の子リザとの関係が深まっていくと同時に、友人や家族たちとの間にも変化が訪れる。
ロール/ミカエルを演じるたゾエ・エランについて、オーディションの初日に出会った監督が「逸材だった」と語る。
また、ロール/ミカエルの愛らしい妹ジャンヌをマロン・レヴァナ、大人びた雰囲気の少女リザをジャンヌ・ディソンが演じる。
自身、LGBTQであるセリーヌ・シアマ監督の名作
夏休み、家族と共に新しい街に引っ越してきた先で男の子「ミカエル」と名乗る10歳の女の子ロールの物語。
ロールは、新たに知り合った女の子リザたちに自分を男の子だと思い込ませることに成功。やがて、リザとは2人きりでも遊ぶようになり、「ミカエル」としての自分に好意を抱かれていることに葛藤しつつも、互いの距離を縮めていく。しかし、もうすぐ新学期。夏が終わり、2人の関係は……?
監督は、デビュー作『水の中のつぼみ』が高い評価を獲得、19年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ。本作は、その長編2作目となる。
セリーヌ監督は、「前作とは別の方法を試したい」という志のもと20日間で撮影を行い、ベルリン国際映画祭でのプレミア上映では絶賛と共に迎えられ、テディ賞審査員特別賞を受賞している。
『トムボーイ』は、9月17日に公開される。
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