海ではしゃぐ柳楽優弥、有村架純、三浦春馬! 原爆研究題材の『太陽の子』メイキング公開
奇跡のブルー! 浜辺ではしゃぐ柳楽優弥、有村架純、三浦春馬
柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演し、日本の原爆研究を背景に描く青春群像劇『映画 太陽の子』が8月6日に全国公開される。このたび、海の日にちなみ、美しいブルーの海を捉えたメイキング画像が公開された。
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このたび公開された写真は、本作品のロケ地である京丹後の美しいブルーの海で、物語の中心となる若者3人、原爆研究の密命を受けた科学者の修(柳楽)、幼馴染の世津(有村)、戦地から一時帰郷した修の弟・裕之(三浦)が束の間の休息を楽しむ様子が映し出されている。
京都府と言われて真っ先に海をイメージする人は少ないかもしれないが、南北に長く、北部は日本海に面している。実際、京丹後、天橋立、伊根、舞鶴など透明度の高い北部の海は関西屈指の景観を誇り多くの作品でロケ地として使われている。
この海が登場するのは、悩みや葛藤を抱える3人が子どもの頃に戻ったかのようにはしゃぎ、友情を再確認する本作を語る上で欠かせない重要な場面。公開された写真では、柳楽、有村、三浦が黒崎博監督の言葉に耳を傾ける様子や、撮影の合間に楽しく過ごす3人の様子がとらえられている。
実はこのロケ地探しは一筋縄ではいかず、かなり苦労したと黒崎監督が明かす。
「なかなか、これぞという浜辺が見つからなかったんです。別のエリアの海を探したこともあったんですが、京都の海といえば京丹後の海。やっぱりその土地で探すのがいい」
こだわりを崩さない監督の思いに応えたスタッフが、兵庫の近辺から京都を超えるあたりまで海岸線をしらみつぶしでロケハン。やっとの思いで異国情緒漂うエメラルドグリーンがかった独特なブルーの海水を湛える京丹後の浜辺を見つけ出したという。
「日本の海の色じゃないブルーが出ていて不思議だなぁと思っていたら、地元の方が“この時期じゃないと見られないブルーだよ”と教えてくれて、ラッキーだったなと思いました」と監督が語るように、撮影が行われた9月半ばから下旬にかけてしか見られない、“奇跡のブルー”であったことが判明。類まれな美しさだからこそ、戦時下を懸命に生き抜く3人の青春が刹那に輝く印象的なシーンとなっている。
その他の美しい海での楽しげな様子を捉えた場面写真をまとめて見る!
激動の時代を乗り越えていく若者3人の青春群像劇
ノーベル賞学者の湯川秀樹も参加し、原爆研究を行っていた“F研究”。本作品は、旧海軍の委託を受け京都帝国大学が極秘で進めていたというこの歴史的事実を基に作られたフィクション映画。昨年20年の終戦記念日8月15日に放送されたNHKのテレビドラマ版『太陽の子』とは異なる視点で描かれた日米合作映画で、昨年20年7月に逝去した三浦が出演する最後の作品となった。
海軍からの密命を受け研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽)と研究員たちは、「今研究しているものが完成すれば戦争は終わる。世界を変えられる」と、託された国の未来のために情熱的に原子核爆弾の研究開発を進めていた。そんな日々が続く中、幼馴染の朝倉世津(有村)が建物疎開で家を失い石村の家に住むことに。修の弟・裕之(三浦)も戦地から一時帰宅し、3人は久しぶりの再会を喜んだ。
3人は幸せなひとときを過ごすも、修と世津は、戦地で裕之が負った深い心の傷に気づく。また、物理学研究の楽しさに魅了されていた修も、原子核爆弾の破壊力の恐ろしさを知り、葛藤を抱えていた。そんな2人を力強く包み込む世津だったが、彼女はただ1人、戦争が終わった後の世界を考え始めていた。
それぞれが葛藤を抱える中で、運命の8月6日が訪れる。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とは?
『映画 太陽の子』は8月6日に全国公開される。
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