7月3日の公開以来、すでに360万人を動員し、興収47億円の大ヒットとなっている『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』。この映画の大ヒット御礼舞台挨拶が7月28日に都内で行われ、主役の青島刑事を演じた織田裕二、本広克行監督、亀山千広プロデューサーの3人が登壇した。
この日の舞台挨拶は、3人が揃って1日10回登壇するというもの。1日10回は日本初の試みで、午前11時55分に1回目がTOHOシネマズ日劇1で始まり、最後の10回目がシネマメディアージュで始まったのが午後8時30分。満員の客が全員客席から立ち上がって出迎えるなか、織田らが客席後方の扉から登場。観客にもみくちゃにされながらも、何とか登壇した織田は、「すごいですね。10回も舞台挨拶をやって、お客様がちゃんと入るのか心配でしたが、どこに行っても満員で。僕らもヘロヘロな顔をしているなか、この声援でかなり元気をもらったと思います」と挨拶。
さらに織田は、客席に向かって「今回が(『踊る3』の)初めての鑑賞だっていう人います?」と質問。パラパラと手が上がると「結構いますね」と少々残念そうに「もう25日、公開から経っているんですけど」とヘソを曲げると、会場は大受け。続いて織田は観客たちに何回見たかを質問。「4回以上?」「5回以上?」と回数が増えるなか、なかなか脱落者が増えない状況に「勢いで言っていないですよね?」と確認。最終的にこの回のトップは13回。実は、この日行われた別の舞台挨拶では20回見た人が最高だったそうで。織田は「会社終わりに毎回、同僚を誘ったり、友だちを誘ったり、家族を連れたりしてレイトショーを見に来てくれた」と、20回の人に限らず、リピートしてくれる多くのファンに感謝の気持ちを伝えていた。
一方、亀山は撮影を振り返り「今年の1〜2月にお台場でロケをしまして。すごく寒かったのですが、織田くんと本広監督、そして僕らで、今年の夏は思いっきり、俺たちが暑くしてやろうぜって話していた。でも、こんなに暑くなるとは思わず、ちょっと暑すぎだろう」と会場を笑わせていた。
また、この日は観客からの質疑応答も行われた。ファンからは、後半に新湾岸署内に署員たちが鉄壁に閉じ込められるシーンについての質問が寄せられた。そのシーンで織田扮する青島が、木の棒で何度も何度も壁を叩くシーンがあり、その意味を聞かれた織田は「台本には『青島がここにいる』と1行くらいしか書かれていなかったので、すごく悩んだ。『ここにいる』と言われてボーと立っている青島は想像がつかない。仲間を助けたいんだとすごく思っている青島なら、無駄だと思っても、ついつい行動に出てしまうはず。そういうのはどうだろうって話を現場で監督として、出した結論が、ばかばかしいと思ったことでも、やり続けることにで誰かが心を動かされれば、仲間たちの心も動き、大きな岩も動かせるんじゃないかということ」と語っていた。
すると亀山は「あきらめないというのが青島らしい。誰もがダメだと思っているけど、何もしないよりか、何かしていることが大切で、そうした雰囲気があきらめないってムードへと変えていく」とこのシーンを、「青島らしく素晴らしい」と褒め称えていた。
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。
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