無人島に流れ着いた23人の若い男たちとたった1人の女のサバイバルを描いた映画『東京島』。その完成披露試写会イベントが、8月3日に恵比寿ガーデンプレイスで行われ、主演の木村多江をはじめ窪塚洋介、福士誠治、鶴見辰吾、柄本祐、木村了、染谷将太ら総勢18人の男性キャストと篠崎誠監督が登壇した。
久々に再会した共演者についての感想を聞かれた木村は「(撮影していた)島では、真っ黒で完全に島の人だったのですが、今日会ったら、白くなっていておしゃれで、誰か分からなかった」とコメント。一方、木村の夫役を演じた鶴見は、木村について「相変わらずお美しい」と美しさを賛辞した。
沖永良部島と徳之島で行った撮影については、「はしごで撮影場所に降りたり、スゴイ現場で、毎日足がつっていました」と木村。窪塚は「過酷でしたが、自然からパワーをもらっていました」と振り返った。
この日は、木村からボーイズたちに猛暑を乗り切るためのスタミナ料理もふるまわれた。一見、焼き鳥のような食べ物が運ばれてくると、窪塚と福士は「悪い予感しかしない」と警戒心を露わに。福士が「お断りするのはあり?」と聞くと、木村は「命令でございます」と女王様口調で食べるよう命じていた。一方、鶴見は空腹のあまり先に食べ始めてしまい、司会に注意される場面も。味については「うまいよ」とコメントしていた。
実はこれ、シマヘビの焼き鳥風串焼き。偽物のヘビを手にした木村は「映画のなかで、(自身が扮する)清子が、ヘビをさばいてお料理するシーンがあるので」と、この料理を用意した理由を説明していた。
偽物とはいえ躊躇なくヘビをつかむ木村について司会が「キャストのなかで、一番男っぽいのは木村さんだった?」と聞くと、木村は「結構、男らしいのかも」とうなずき、窪塚も「(○○○○○が)ついているかもしれませんね」と自身の股間を指し示していた。
映画については「原作とはちょっと違って少しポップでユーモアがあって無国籍な不思議な映画」と木村。「ぜひ“清子”を体感していただき、自分のなかの自由を見つけていただきたいと思います」とアピールしていた。
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