加藤和樹の美しさに佐藤二朗がウットリ!? 『神様ヘルプ！』初日舞台挨拶

2010.08.09

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演出家の穴吹一朗が手がけた舞台劇『Tower of Sugar』を映画化した異色ホラー『神様ヘルプ！』が8月7日より公開となり、渋谷シネクイントで主演の加藤和樹をはじめ、佐津川愛美、佐藤二朗、?澤貴彦、植原卓也、佐々木詳太監督が初日舞台挨拶を行った。

加藤和樹インタビュー「刺激を求めているのかも」
［動画］『神様ヘルプ！』加藤和樹インタビュー

本作の主題歌「神様ヘルプ！」は、チェッカーズの1985年の大ヒット曲。加藤がカバーしているこの曲の感想を求められた佐津川は「加藤さんに対して、勝手にクールなイメージを持っていたので、アップテンポな曲を歌われていてびっくり」と組み合わせの妙についてコメント。また、加藤の素顔についても「意外と1人でボケたりしている。今日も面白いことを言っていて、そういう方なんだなぁと……」と笑いながら明かし、隣の加藤はなぜか恐縮した様子で「すみません」と謝っていた。

そんな加藤の横顔を隣で凝視していた佐藤は、突然「間近で見ると、ホント、きれいな顔してるね〜」とほれぼれした様子でコメント。加藤は、迫り来る佐藤の巨顔を見ながら「なんか近いな〜」と苦笑いしていたが、会場の加藤ファンたちは「いいな〜！」と、美顔を間近に眺められる佐藤への羨望を口にしていた。

この日はタイトルにちなみ、「神様ヘルプ！」と思った瞬間に関する質問も。?澤は、夜遅く仕事が終わり最終電車で帰宅中に駅を寝過ごしてしまったときに「神様ヘルプ！」と思ったと回答。加藤にその後の展開を聞かれ「お母さんヘルプで迎えに来てもらい、車で帰りました。やっぱ、お母さんはいいですね」と、母親に助けられたことを明かしていた。

一方、軽妙トークで客席を沸かせていた佐藤は、自転車をよく撤去されるので、今度新しく買った自転車は撤去されませんように、と神様への願いをコメント。だが、笑い担当としてはオチがなく、締まりもない話になってしまったことに気づき申し訳なさそうにしていると、加藤が爽やかに「僕も自転車を撤去されて以来、全然乗ってませんから」とフォローしてあげていた。

最後に映画の見どころについて聞かれた加藤。「ホラーではあるのですが、怖さを中和してくれている（佐藤）二朗さんが、画面から飛び出してくるんじゃないかというシュールな面白さもあれば……」と語ると、「もしかしたら飛び出るかも！」と嬉しそうに話しに割って入る佐藤。それを聞いた加藤が笑いをこらえながら「いつの間にか3Dになっているかも」と続けると、客席は大爆笑に包まれていた。

『神様ヘルプ！』は渋谷シネクイントにてレイトショー公開中で、秋から全国順次公開する予定。