海外ドラマ『トゥルー・コーリング』で主人公を演じ、日本でも人気のエリザ・ドゥシュク。そのエリザの最新主演ドラマが『ドールハウス』だ。
彼女が演じているのはもっとも優秀なドール。ドールとはクライアントのニーズに合わせて、新しい人格や能力をインストールされ派遣される人間のことで、本シリーズでエリザは「スゴ腕の人質交渉人」から「理想の女性」まで、さまざまな能力をインストールされるドールの1人エコーを見事に演じてみせる。
そんなエリザが8月4日の本シリーズレンタル開始日に合わせて初来日。本作ではプロデューサーも兼ねる彼女に、演技のことからオフの日の過ごし方までを語ってもらった。
──今回、エリザさんが演じたのは、毎回新しいキャラクターをインストールされる役。演じてみていかがでしたか?
エリザ:大きなスケールの映画を毎回撮っているような感じでしたね。いろいろなものを思い切って1話に詰め込んで、毎週毎週撮っていました。やっぱり脚本が良いということと、共演者が素晴らしいこと。そして裏方さんと、素晴らしい人たちが揃っていたので、安心して楽しみながら作品を作って行けたと思ってます。
──シーズン1と2を通して、いろいろなキャラクターになりますが、この役は1番演じにくかったというのがあったら教えてください。
エリザ:自分にとても近い役もあれば、全然違う役もあって、いろいろと大変でした。そのなかでも、シーズン2で結婚をするエピソードや、子どもを持つエピソードが出てくるのですが、それは私にとっては初体験であるので、ある意味、いい練習になって良かったです。
──今回、プロデューサーも兼ねていますが。
エリザ:私はこの業界で20年くらいになるのですが、そろそろカメラの前だけじゃなく、後に立ってみたいという気持ちがあったんです。プロデューサーは本を決めて、物語を決めて、それを誰とどのように見せて、どのように実現させるかというのが仕事だと思いますが、今回はその作業をドラマ『バフィー』で仕事をしてきたジョス・ウェドンと組み、一緒に作り上げることができました。それは本当に素晴らしい体験でしたし、素晴らしい作品を作れたと思っています。
──『ドールハウス』のような世界が現実になったら、どう思いますか?
エリザ:私たちもよく話すんです。もしかしたら、そこにいる人もドールだったりしてね、と。そういうSF的な考え方は、実は、それほど遠くない将来に起こりうるのではないか、または、すでに現実に起こっているのではないかと思うんです。
──オフの日はどんな風に過ごしているのでしょう?
エリザ:旅行が好きで、子どもの頃から世界中を旅するのが好きでした。空港のイミグレーションでパスポートを見せる度に、あまりにくたびれているので係員は眉をしかめるほどです(笑)。新しい国、違う文化、新しい人に出会うことで、多くのことを学べるのが旅行。女優として、プロデューサーとして、私のすべきことは物語を語ることですが、そのためにはいろいろな人と出会い、さまざまなストーリーを聞かせてもらうことが1番だと思います。
それと、家族や親戚が好きで、幼い甥や姪に会いに行くのがとても楽しみです。L.A.ではハイキングに行ったり、友人に会ったり、バッチリ着飾るのも楽しいし、楽な格好で映画を見たり本を読んだりするのも大好きです。
──最後にメッセージをお願いします。
エリザ:コンニチワ ジャパン! 日本に来られて嬉しいし、『ドールハウス』をみなさんに届けられて嬉しいです。『バフィー』や『トゥルー・コーリング』の頃から応援してくれてありがとうございます。この場にいられて光栄ですし、また日本に戻ってきたいと思ってます。ぜひ『ドールハウス』を楽しんで下さい。
『ドールハウス』は絶賛レンタル中。
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