「浮気は男の本能」と理解を求めるガッツ石松に小倉優子が難色

2010.08.17

その他の写真はこちら（5）

8月17日、映画『キャッツ＆ドッグス地球最大の肉球大戦争』のプロモーションイベントがスペースFS汐留で行われた。映画は、天敵同士の犬と猫が前代未聞の脅威を前に手を組み、立ち向かっていく姿を描いたファミリーコメディ。この日は、犬派代表として小倉優子、猫派代表としてガッツ石松、そしてこのイベントのプロデューサーとして、ソフトバンクモバイルCMの「お父さん」として人気の北海道犬・カイ君が登場。さらに、6月に生まれたばかりのカイ君の子、ソラ君、ユメちゃんも姿を現し、イベントを盛り上げていた。

［動画］『キャッツ＆ドッグス地球最大の肉球大戦争』予告編
 『キャッツ＆ドッグス地球最大の肉球大戦争』作品紹介

トイプードルを2匹飼っているという小倉は、「帰ってきたときにしっぽを振って出迎えてくれたりするところがかわいい」と犬のかわいさをアピール。一方、本当は犬も猫もどちらも好きというガッツは、しみじみとした口調で「ある程度、年をとってくるとわずらわしいことに関わりたくないから、猫の人生はいいなぁって。自分の都合のいいときだけ喜んで、後は知らないふりをして、最高だね」と語り、猫の生き方をうらやんでいた。

その後、ガッツから「優子ちゃんはどこの星から来たんだっけ？」と振られた小倉は「映画から離れちゃうんですけど」と前置きしてから、去年で「こりん星」の話はやめたことをガッツに報告。「もう27歳なので、地に足を付けて頑張りたい」と心境の変化を語った。

映画の感想については、「ホットコーヒー飲んだ後みたいですね」とガッツ。司会者は意味が分からず戸惑った様子だったが、ガッツは「ホッとする、なんつって（笑）」とオチを説明。その後もガッツは、「この間、“栓抜き”を迎えましてね」と話し始めてから、「あ、還暦だ（笑）」と嬉しそうに言い直すなど、ユニークなギャグを連発。会場を沸かせていた。

イベントの後はロビーで囲み取材も行われ、小倉とガッツ、カイ君親子が再登場。カイ君とは初対面ということで素直に喜んでいた小倉だったが、レポーターからカイ君には灯希奈（ときな）ちゃんとの間に3匹、ピリカちゃんとの間に2匹の子どもがいると聞かされると「印象が変わりましたね」とちょっと険しい表情。浮気が大嫌いという彼女だが、「ワンちゃんなのでOKにしておきます」と理解を示していた。

一方、「オレも若い頃はそうだったのかなぁ」と、若き日の奔放さを懐かしむガッツ。レポーターから、何人くらいの女性と付き合ったのかと聞かれると、ハンカチで首筋の汗をぬぐいながら「今、言うことじゃないでしょ」と凄んでみせ、「英雄色を好むって言うでしょ？」と一言。「浮気は男の本能だよ」と理解を求めていたが、小倉は「本当に英雄だったら（浮気しても）いいけど、そうじゃなかったらイヤですね」と難色を示していた。

辛くて泣いたりしているときに愛犬が涙を拭いてくれると話していた小倉は、自身は犬派か猫派と聞かれ「私は犬派ですね」と回答。「従順です。好きな人がいたら、しっぽ振って付いてっちゃう感じですね」と明かしていた。

映画については、「暑いなかで見て、すがすがしい気持ちになっていただければ」とガッツ。小倉は「犬や猫がカワイイ、カワイイと思え、心が温まる映画。ぜひ見てほしい」とアピールしていた。

『キャッツ＆ドッグス地球最大の肉球大戦争』は8月21日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。