王室並み!? ハリウッド版『ミレニアム』ヒロイン大抜擢の新人女優は超名門お嬢様!
スウェーデンで大ヒットした映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のハリウッドリメイク版(デヴィッド・フィンチャー監督)のヒロインが、新人のルーニー・マーラ(25歳)に決まった。ハリウッドでのこの作品への注目度は非常に高く、ドラゴンのタトゥーを背中に入れた天才ハッカーのヒロイン、リスベット役を熱望した女優は多数。『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンをはじめ、スカーレット・ヨハンソン、ナタリー・ポートマンらが関心を示していたとされ、この熱い戦いを制するのは誰かと話題になっていた。
鼻ピアスに全身タトゥーの女性ハッカーが活躍する『ミレニアム』の魅力
この映画の原作は、日本でも「このミステリーがすごい!」などで絶賛されたスティーグ・ラーソンの小説「ミレニアム」3部作の1作目で、ハリウッドリメイク版もスウェーデン版同様、原作の全3巻をすべて映画化する予定。そのため現在は名前を知られていないマーラだが、この作品でスターになることは間違いないと多くのメディアが報じている。
マーラは今年公開された『エルム街の悪夢』リメイク版に出演。その後、フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』(2011年1月、日本公開)で好演しているそうで、そのことが今回の仕事へつながったのではと言われている。
さて、このマーラが何者かということになると、さすがに無名の女優とあってこれまで情報は出てこなかったのだが、ここへ来てようやく分かってきたことがある。これがびっくりなのだが、彼女はNFL(米ナショナル・フットボールリーグ)のピッツバーグ・スティーラーズを設立したアート・ルーニーと、ニューヨーク・ジャイアンツの創設者ティム・マーラのひ孫なのだそうだ。これは、相当のお嬢様であることはまちがいない。というか、アメリカにおけるフットボールの絶大な人気を考えると、ものすごい家系に生まれていることになる。「マーラはNFLの2つのロイヤルファミリーにつながっている」と題して彼女の家系を説明しているメディアもあるが、まさにそんなところ。
女優としてのキャリアをスタートする前は、ニューヨーク大学で心理学や社会政策、非営利団体について学んでいた。また、ケニアのスラム、キベラで孤児たちに食べ物や住む場所、医療を提供しようと“Faces of Kibera”という非営利団体を設立し、監督している。姉のケイト・マーラも女優で、『アイアンマン2』や『24-TWENTY FOUR-』に出演、とまぁ無名な割にかなりすごいプロフィールの持ち主であることが分かった。
『ミレニアム』シリーズの共演者としてはダニエル・クレイグが決定しており、全米公開日もすでに2011年12月21日と発表されている。あとは、マーラがどんなリスベットを演じてくれるのか、楽しみに待つだけだ。
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