顔はキャンバス、メイクはアート! 中国出身ベルリン育ちのアーティスト
【アジアンビューティー】元ヘアメイクの美容ライターが、気になる次世代トレンドスポット“アジア”のファッションリーダーを独断でピックアップ!メイクやファッションについて解説します。今回は、中国生まれベルリン育ちのアーティストでインフルエンサー、キッキ・ヤン・チャンをフィーチャー。お気に入りのアイテムやウェアを身に着けたファッションフォトと並行して、自分の顔をキャンバスにしたアート作品としての大胆なメイクアップを多数披露しています。
・キュートな双子クジン&クウォンの色違いコーデやメイクに注目!
「アシンメトリーが大好き!」というだけあって、キッキが自分の顔をキャンバスに創作表現をするときは左右非対称な作品が多く見受けられます。こちらのショット(トップ画像)も、使用している色味やモチーフパターンに共通性を持たせながら左右で配色を変えています。この他にも、彼女のインスタグラムにはインパクト大の“アート作品” が多数投稿されているので気になる方はぜひチェックを! 自分のルーツを意識してか、鶴や漢字など東洋的なモチーフを取り入れたものも随所に見受けられます。
スペイン発の日本未展開ブランド「BIMBA Y LOLA」のチェーンバッグと共に
鮮やかなスカイブルーに「B」の文字が印象的なチェーンバッグは、EU圏で人気のスペインのアパレルブランド「BIMBA Y LOLA(ビンバイローラ)」のもの。本国スペインでも若い女の子に大人気のブランドだそうです。このショットのようにポップなカラーとデザインが特徴で、特にバッグや靴などの小物類にプレイフルなアイテムが溢れています。キッキはBIMBA Y LOLAのファンらしく、2005年に設立されたブランドの「16歳のバースデー」と銘打ってケーキと共にお祝いする投稿もしています。スペインのブランドというと日本ではZARAやMANGOがおなじみですが、BIMBA Y LOLAがお目見えする日も来るのでしょうか?
60年代の空気を感じるバーバリーのストール&ローラバッグのコーデ
こちらは、バーバリーのストールとローラバッグと共にフレームに収まるキッキ。60年代のファッションアイコン、ツィギーのようなダブルアイライン×下まつげを強調したメイクもキュートです。2018年9月の初コレクションを皮切りに、チーフ・クリエイティブ・オフィサーにリカルド・ティッシが就任してからのバーバリーはイメージが刷新した印象。コンサバティブでトラディショナルなイメージが強かったブランドイメージに、アバンギャルドでエッジィなエッセンスが注ぎ込まれました。こちらのローラバッグのポップな色使いも、かつてのバーバリーでは考えられなかったかも!? 頭に巻いたカシミアストールにレトロなメイク、このコーディネートにはどこか60年代の香りがします。バッグのB のエンブレムが、当時ロンドンで人気を博したバーバリーと同じ英国のブランド「BIBA」を思い起こさせるのは気のせいでしょうか?
・大胆で細やかな顔アート! キッキ・ヤン・チャンのすべての写真はこちら
ファッションアイコンとしてだけでなくアーティストとしての側面も持つキッキ。時には彼女のメイクに対してネガティブなコメントを寄せる人もいるようですが、きちんと自分のスタイルを確立している彼女は全く意に介さない様子。そんなスタンスもかっこいいですね。(文:羽野ハノン/ライター)
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