第12回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得した工藤綾乃。彼女の初主演作となる『劇場版 怪談レストラン』が8月21日に公開初日を迎え、丸の内TOEIで行われた舞台挨拶に、工藤のほか、森崎ウィン、剛力彩芽、冨田佳輔、さくらまや、平田広明(お化けギャルソン声優)、落合正幸監督が登壇した。
『劇場版 怪談レストラン』工藤綾乃インタビュー
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映画の新装開店(初日)に合わせ、ギャルソン姿で登壇した俳優たち。その感想を聞かれた工藤は「いやぁ〜、いいですね。蝶ネクタイが初めてなんですけど、カッコイイです」と答えていた。一方、1人、Tシャツにスーツ姿の落合監督は、司会をつとめる平田から「蝶ネクタイはどうなさりました?」と聞かれ、「トイレに行ったら落っこちちゃいました」と苦しい言い訳をしていた。
本作はシリーズ累計850万部を売り上げた同名ベストセラーが原作。これだけ知名度の高い作品に初出演し、かつ初主演となる工藤。その感想についても聞かれると「本当にビックリして、嬉しさの余りにベッドの上で飛び跳ねていました」とのこと。さすがに親からは「うるさい」と怒られたそうだが、司会の平田からは「ベッドで飛び跳ねたときに、天井に頭をぶつけなかったのかが心配」と言われ、工藤は「メチャクチャ飛んだんですけど、ギリギリ大丈夫でした」と答えていた。
また、自分自身が印象的だと思っているシーンについて聞かれた剛力は「1番最初にワイヤーで吊されたのは私。すごい楽しみにしていて、絶対、普段では味わえない感覚だったので、本当に楽しかった」と振り返っていた。
同じ質問に森崎は「(自身が演じる)カオルが『行こうハル(工藤綾乃)』って言ってハルの手を掴んで行くところ」と答えると、「プライベートでは僕、まったく(そうした経験が)ないです。だから、ここで経験できたのは嬉しい」と語り、「プライベートって言われると、もっと聞きたくなる」と平田から突っ込まれていた。
工藤が挙げたのは最後に黒死神と戦うシーン。「リハーサルを何回も何回も繰り返して、3日間かけて撮影したんですけど、(完成作を見たら)やっぱり迫力があった」と話していた。だが、実は戦った死神はCGで作られ、後から合成されたもの。平田が「実際に撮影現場で死神がいたわけじゃないんでしょう」と尋ねると、工藤は「何もいなくて、壁を見ながら演じていた」と話し、完成作を見た時の感想を聞かれると「あ、いるって(笑)」と答えていた。
この日は、工藤の映画初主演を祝って「お化けギャルソンケーキ」も用意された。ロウソクは1本目の主演作に合わせて1本立てられ、平田が「これから主演作を重ねるにつれ、ロウソクが増えていくわけですが、何本に増えてもケーキはお化けギャルソンケーキでお願いします」と言うと、工藤は「わかりました」と笑顔を見せていた。
最後に、登壇者全員がサイン入りのボールを客席に投げ込むファンサービスも行われ、観客も満足そうな表情を浮かべていた。
『劇場版 怪談レストラン』は丸の内TOEI 2ほかにて全国公開中。
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