深キョンが主演作ヒット祈願。「熱愛は長続きせず」の恋みくじにちょっとガッカリ？

2010.08.26

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深田恭子と椎名桔平が初共演したラブコメディ『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』のヒット祈願イベントが、8月26日に東京大神宮で行われ、深田と椎名、そして鴻上尚史監督が出席した。

［動画］『恋愛戯曲』ヒット祈願イベント／深田恭子、椎名桔平、鴻上尚史監督

まずは境内で、恋にまつわるメッセージを巨大絵馬に書き入れた3人。深田は「『恋』は『美』の1番のビタミン。この映画を見てステキな恋をしましょう」と書き込み、「みなさん一緒にステキな恋をしましょう」と呼びかけた。一方、椎名は「良い出会い“に”」と書き、“に”がポイントだと説明。「良い出会いにするもしないも自分次第」と話していた。また鴻上監督は「ダメな時は、すぐ次へ行く」と書き、「苦しんでてもしょうがない。とっととあきらめて、次に行ったほうがいいよ」とアドバイスした。

その後、3人は社殿でヒット祈願の祈祷をしてから記者会見へ。

この『恋愛戯曲』は鴻上監督が作・演出の同名舞台を映画化したもので、スランプに陥った人気脚本家と、なんとしても彼女に作品を書いてもらいたい担当プロデューサーの“強制恋愛”の顛末を描いた作品。

会見でキャスティングの理由について聞かれた鴻上監督は、「『下妻物語』で叫ぶ深田恭子を見て『オッ！』と思い。その後、『ヤッターマン』で彼女の胸の谷間を見て、ゴージャスだなと思った」と、胸の谷間がきっかけだったことを告白。それを聞いた椎名が「深田さんが演じた山谷の名前は、そこ（胸の“谷”間）からきている？」と質問すると会場は大爆笑。鴻上監督も笑いながら「それはないです」と否定していた。

実は鴻上監督はこの“谷間”にかなりこだわっていたようで、深田も、衣装選びに際して「スタイリストさんから、監督は胸の谷間を出して欲しいと仰っていたと聞きました（笑）」と明かしていた。だが、胸の谷間がキャスティングの理由だったということは初めて知ったそうで、それが悲しかったのか「もう胸の谷間は出しません」と、男性陣ががっかりするような発言をしていた。

また司会から、どんな告白をされたらキュンとするかと聞かれると、深田は「目を見て、ストレートに思いを伝えてもらいたい。好きです、とか」と回答。さらに「海とかに叫んでほしい」とも。一方、椎名は「僕は、『好きよ』とコソッと言われるほうが」と、好みの違いが明らかに。鴻上監督は「男は叫ばれても困るよね」と椎名への共感を示していた。

イベントが行われた東京大神宮は、恋愛のパワースポットとして若い女性たちに大人気の場所。なかでも恋限定の恋みくじが人気で、会見の最後には深田たちも恋みくじを引いた。

深田は「中吉」で、愛情運は「強烈な2人の愛は最高潮に達し、永遠を求めるけど、長続きはしないかもしれません。嫉妬や快楽に狂わないで心を平静にして真実の愛に目覚め、新しい人を選べば、限りない幸福が得られます」と、まるで今の恋愛に反対しているような文言。これには、恋多き女と報じられている深田も思わず苦笑し「参考にします」と話していた。ちなみに妻子持ちの椎名は「小吉」。「情熱の愛があっても、会おうにも会えない難所があるのです。世間なんて気にしないで、苦難を乗り越えましょう。それが人生というものです。ただし、神様によくお願いしましょう」と、まるで不倫を暗示しているかのような愛情運で、椎名は「神頼みです」とこれまた苦笑いしていた。

また、東京大神宮には女性客が多いと聞いた鴻上監督は、「ワンセットで、お参りした後で（映画を）見ていただければ」とアピールしていた。

『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は9月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。