“望まない妊娠”その時、17歳の少女が見た世界とは……
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世界の映画賞を席巻! 『17歳の瞳に映る世界』出演2人が語る“特別な経験”
世界中の映画賞を賑わせる珠玉の物語『17歳の瞳に映る世界』が、7月16日より全国で公開中だ。Web上では、「静かで深くて強い、最高峰のシスターフッド」「繊細な演出が光る作品」「女性たちの優しさを信じてみたくなる」など、賞賛の声が続々と上がっている。ムビコレでは、同作が映画デビューながら全米の女優賞を総なめにした主人公・オータム役のシドニー・フラニガンと、オータムの従姉妹・スカイラー役で、スティーブン・スピルバーグ監督作『ウェスト・サイド・ストーリー』の公開も控えているタリア・ライダーのインタビューを公開中だ。
・『17歳の瞳に映る世界』シドニー・フラニガン×タリア・ライダー インタビュー
同作は、17歳の少女たちが向き合う世界を鮮やかに活写した物語だ。ペンシルベニア州に住むオータムは、愛想がなく、友だちも少ない17歳の高校生。ある日、オータムは予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニア州では未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている、従姉妹で唯一の親友スカイラーは、オータムの異変に気づき、2人で事態を解決するため、わずかなお金を握りしめ、長距離バスでNYブルックリンのヘルスセンターへ向かう……。少女2人の旅路は、どの国にも通じる思春期の感情と普遍的な問題をあぶり出す。
少女ふたりの数日間を描いたロードムービーというミニマムな作りながら、思春期の感情と、2人に降りかかる出来事を通して普遍的な問題をあぶり出した同作は、ベルリン国際映画祭で銀熊賞、サンダンス映画祭でネオリアリズム賞に輝くなど世界の映画賞を席巻した。インタビューの中で明かされた、2人は撮影中の特別な経験とは……。
予期せぬ妊娠をしてしまうオータムを演じたシドニーは、本作に出演したのは「このチャンスで自分に何ができるか確かめようと思った」からだと明かす。一方、スカイラーを演じたタリアは、エリザ・ヒットマン監督について「すごい監督。この『17歳の瞳に映る世界』が三部作に加わることも本当に素晴らしいと思います。彼女はとてもオープンな人で、まさに“俳優のための監督”。彼女が仕事で行うすべてのことは、私たちを助けてくれるし、セットにいる間も快適で安全でいさせてくれる」と絶賛した。
『17歳の瞳に映る世界』は現在、全国で公開中。
・予期せず妊娠、17歳の少女たちが向き合う世界を鮮やかに描く/映画『17歳の瞳に映る世界』予告編
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