水嶋ヒロ、BECKメンバーからの賛辞の嵐が気恥ずかしくて思わず汗…

2010.09.05

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前列左から、桐谷健太、佐藤健、水嶋ヒロ（ベック）、中村蒼、向井理。後列左から堤幸彦監督、倉内沙莉、忽那汐里、カンニング竹山、松下由樹

9月4日から公開となった青春映画『BECK』。その初日舞台挨拶が丸の内ピカデリー1で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理、カンニング竹山、倉内沙莉、松下由樹、堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇した。

［動画］『BECK』製作報告会見／水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理ほか

主演の水嶋は「ついにこの日が来ました。待ち焦がれていたので嬉しい気持ちでいっぱいです」と挨拶した。

続いて司会が見どころについて質問。中村が、1秒にも満たないシーンながらも声優を担当していることを告白すると、監督が「声優といえば水嶋さんも」と発言。水嶋は“ある動物”の声を担当したと話し、「もう言っちゃってもいいですかね？」と監督に確認してから、「（主人公が）飼っているオウムがギターの名前を連呼するところが僕の声でして……」と明かした。

劇中で水嶋、佐藤、桐谷、中村、向井の5人はバンド仲間を演じている。司会が水嶋以外の4人に、リーダー役を演じた水嶋へのそれぞれの思いを伝えるよう促すと、まずは佐藤が「また共演してください」と一言。桐谷は水嶋に向かって「超好きです。また共演してください」と言ってから、観客に「クールに見えますけど、ホンマに熱くて、めっちゃいい男です。間違いないです」と水嶋の素晴らしさを説明していた。続いて最年少の中村が「今日という日を迎えられたのも水嶋さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝を語った。

ラストの向井は「いや〜、なんか恥ずかしいでしょ、ヒロも」とクールな一言。すると水嶋も「ヤバイよ、汗」と、照れくさそうな表情。向井が「ここで言うのもアレなんで、今度メールします」と言うと、会場からは「え〜！」と不満の声。向井は苦笑いしながら、リーダーとしてみんなを率いてくれたことを讃え、「（リーダーが）ヒロじゃないと、僕らもここまで結束できなかったな、と。あまり面と向かって言うのも恥ずかしいんですけど」と微笑んでから、「また、みんなでご飯でも行きましょう」と呼びかけると、水嶋も「行きましょう」と応じてから、「恥ずかしい気持ちと、頑張ってきて良かったなという気持ちで、何とも言えない気持ちです」と、複雑な表情を浮かべていた。

一方、この日、超丁寧でおっとりとした、独特な語り口で会場を沸かせたのが倉内。流れるようなソプラノで、映画を見た後に原作を読み返したくなったと話してから、「原作をまだ読んでいない方は、本屋さんにレッツゴーです！」と呼びかけると、客席からは大きな笑い。監督も彼女を真似て「もしこの映画が気に入りましたら、もう一度、お友だちやご家族とお誘いあわせの上、映画館にレッツゴーです。そして、原作を買いに本屋にレッツゴーです」と呼びかけ、さらなる笑いを誘っていた。

『BECK』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。