『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』が9月11日に公開初日を迎え、トリプル主演をつとめた相武紗季、眞木大輔、塚本高史と村谷嘉則監督がヒューマントラストシネマ渋谷にて舞台挨拶を行った。
『恋するナポリタン』先行上映会に登場の眞木大輔、愛の告白に緊張!?
ピアニストの体にイタリアンシェフの記憶が宿るという、一人二役とも呼べるキャラクターを演じた眞木は、「普段、そんなに料理とかしないし、ピアノに関してはほとんどやったことがなかったが、その両方ができる役を演じるということで、どういう気持ちになるのかを知りたいと思い練習させていただきました。ピアノに関しては、映画に出てくるメロディは自分で弾けるようになって、料理に関しても、物語のキーとなるオムライスは、大切な思いを込めて作る料理ということで練習して作りました。オムライスは結構うまいと思います」と自信をのぞかせていた。
対称的だったのが、イタリアンシェフ役を演じた塚本。「映画のなかで料理をしているが、普段は?」との問いに「全然してないです」と答えると、「料理は練習した?」という質問には、「してません」ときっぱり! 挙げ句、「でも、手つきが素晴らしかったですよね」と司会に尋ねられると、「だって、僕(の手)じゃないもん」と答え、観客を大笑いさせていた。
そんな眞木と塚本だが、共通点は誕生日が10月27日と同じ日であること。撮影中にちょうど誕生日を迎えたそうで、当日はサプライズでピアノの形とオムライスの形のケーキが登場したという。そしてこの日も、公開初日を記念し「幸せを呼ぶ天使のケーキ」が登場した。
運んで来たのは、塚本扮する武と相武扮する瑠璃の子ども時代を演じた岡山智樹と秋月三佳。まだあどけない表情を見せる岡山は、演じるにあたって塚本の撮影現場を下見したそうで、「(塚本が)金髪だったので、僕も金髪にしなきゃいけないのかなとドキドキした」と不安に感じたことを明かしていた。
その後は、公開初日を祝してケーキ入刀。最後に相武は「恋愛要素の多い、ぎゅっと詰まったとても美味しい作品。今日は楽しんで帰ってください」とこれから本編を見る観客に向かって、映画をアピールしていた。
『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開中。
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