高橋ジョージ、大ヒット曲「ロード」の印税は1年間で16億円!

高橋ジョージ(左)とテリー伊藤(右)。テリーが手に持っているのは、この映画のために開発されたキャラクター「ナニティー」
高橋ジョージ(左)とテリー伊藤(右)。テリーが手に持っているのは、この映画のために開発されたキャラクター「ナニティー」
高橋ジョージ(左)とテリー伊藤(右)。テリーが手に持っているのは、この映画のために開発されたキャラクター「ナニティー」
高橋ジョージ(左)とテリー伊藤(右)

テリー伊藤が初監督に挑戦した『10億円稼ぐ』。この映画の公開を控え、9月14日にTKP大手町カンファレンスセンターに「印税を稼ぎたいテリー伊藤」と「印税で稼ぎまくった高橋ジョージ」が登場。印税生活を望む大学生25人を前に「夢の印税生活セミナー」が開催された。

本作は、“天才”の名を欲しいままにしてきたテリーが、キャラクタービジネスで10億円を稼ぐというプロジェクトを立ち上げ、その全貌を2年半に渡ってカメラで追うというドキュメンタリー。愛用のバイクやウエスタンジャケットを売って得た軍資金300万円を元手に、キャラクタービジネスを展開させていく。

最初に登壇したテリーが、プロジェクト始動のきっかけから、キャラクター開発、ライセンス営業などについて説明。集まった報道陣に対しても「マスコミをしている場合じゃありません! カメラを置いてみなさんもぜひ10億円稼いでください」と発破をかけていた。

同じ日に行われた民主党の代表選に絡め、「利益は管さん小沢さんに頼んでもだめ! 自分で稼ぐしかない」と、政治頼みでなく自分の力で道を切り開くことを訴えていた。

続いて、印税で稼ぎまくった高橋が登壇。自身がボーカルをつとめるバンド「THE 虎舞竜」の大ヒット曲「ロード」の印税が1年間で16億円入ったことを明かして学生を驚かしていた。

実はこの曲、当初はレコード会社44社から売れないと言われていた。それでもメゲずに、宣伝費、制作費ゼロの状態で、34歳のときにインディーズ発売。作詞・作曲からレコーディングまですべて自分で手がけたため、原盤印税・出版印税などすべての権利を得ることができたことが、この巨額な印税に繋がっている。

なお、その印税は1日目に2億円振り込まれたそうで、高橋は「ATMで引き出せるだけ引き出そうと思ったら止まってしまった(※引き出し限度があったため)。そこで警備員が出てきて、幾ら下ろしたいんですか? と聞かれ、あるだけ全部出してみてとお願いし、2億円と記念撮影しました」と笑っていた。

『10億円稼ぐ』は11月20日よりシネクイントにて2週間限定レイトショー公開される。

【関連記事】
『カイジ』舞台挨拶で登壇者たちが人生を逆転させて出来事について語る
夢にお金を貸さない日本がイヤ。小雪主演作で、監督が主張
第22回東京国際映画祭、特別招待作品『よなよなペンギン』舞台挨拶/高橋ジョージほか
『ミーアキャット』吹替版の完成披露試写会に高橋ジョージらが登壇