『BECK』桐谷健太、男だらけの大ヒット御礼舞台挨拶で生ラップ披露！

2010.09.17

その他の写真はこちら（2）

9月4日に公開され、累計動員数約80万人、興行収入10億円を突破するなど大ヒット中の『BECK』。その大ヒット御礼舞台挨拶が9月16日に新宿ピカデリーで行われ、桐谷健太が登壇した。

水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太らが『BECK』初日舞台挨拶

劇中でラッパー・千葉の役を演じた桐谷。この日はそのラップ指導をした元SCREAMING SOUL HILLのKOJIも登壇。また、桐谷の役が男性に人気ということで、男性限定の熱いイベントとなった。

男ばかりの場内を見回し「わー、スゲェ！本当に男だけですか？初めての経験です」と興奮気味の桐谷。千葉役については「もう、この人がいなかったら千葉は生まれなかった！」とKOJIなくしては演じられなかったことを明かし、「KOJIさんは最高の男なんです」と絶賛。「撮影していた去年の夏は、毎日2時間くらい電話をしていました。KOJIさん、付き合ってくれて、ありがとうございました！」とKOJIへの感謝を語った。

するとKOJIも、「これは撮影裏話なんですが、一度レコーディングで（劇中歌の）『EVOLUTION』を録音したんです。でも、その後で桐谷さんがわざわざ電話をしてきて、『俺、言葉を追ってしまって、気持ちが乗らなかった。俺、もうちょっと出来る！』って。それから、『もう一度やろうか』ということになって録り直し、劇中の『EVOLUTION』が生まれました」と、桐谷の熱い思いを讃えていた。

これについて桐谷は、「最初はスタンドマイクで撮ったんですけど、ハンドマイクでもう1回録音したいと思ったんです。ハンドマイクとスタンドマイクでは、体勢が変わる分、全然声の出方も違ってくるので」と説明。「劇中、『EVOLUTION』が6回出てくるのですが、全て自分で歌いました」と胸を張った。

その後、桐谷とKOJIが生ラップを即興で披露。場内から大きな拍手が起こっていた。

映画については「男性にも色々苦悩とかがあると思うんですが、『自分は自分でやっていくしかない』と僕自身、千葉を通して気付かされたので、男性にぜひ見てほしい」とアピール。「まだ『BECK』は始まったばかりです。これからもよろしくお願いいたします。みんな、最高!! ありがとうございました！」と客席に呼びかけていた。

『BECK』は丸の内ピカデリーほかにて公開中。