東京の古びた一軒家で不思議な共同生活を始めることとなった3人の男女を軸に、人の温もりや絆を描いた心温まる映画『スープ・オペラ』。9月24日に舞台挨拶付き試写会がスペースFS汐留で行われ、主演の坂井真紀が登壇した。
主人公が置かれた立場から、孤独を感じながら撮影していたという坂井。昨年秋に、本作のスチールカメラマンをつとめていた男性と入籍した彼女に阿川は「孤独だから結婚したのね」と何度も言ったそうで、「本当は違うんですけど、そういうことにしています」と笑顔を浮かべた。
また、藤竜也扮する風来坊が「(人生は)エジプトのバスに乗るようなもの」と語るシーンについて触れ「すごくいいセリフで、映画のなかで一番好きなシーン。いいシーンなので、寝ないようにしていただければ嬉しいです」と話していた。
この日は観客からの質問に答えるコーナーも。物語にちなみ「シンプルに生きるとはどういうことだと思うか」という質問には、「自分に素直に生きることのような気がします」と回答。
主人公に好意を寄せる青年を演じたAAA(トリプル・エー)の西島隆弘のファンから、共演者について聞かれると「ニッシーがどんな感じだったかですね!」と言ってから、「撮影時は23歳だったのに本当に大人っぽくて、(年上ばかりの)出演者のなかで、一番精神年齢が高いんじゃないかと思いました」とコメント。「よく私のお世話を焼いてくれました」と話してから、「でも、何もないですから恨まないでください」と西島ファンにお願い。さらに「(西島は)笑顔が印象的な男の子の役なので、監督から『もっと笑って、ちゃんと笑って』とそればっかり言われていた」と撮影秘話を披露。西島の渾身の笑顔が見られるとアピールしていた。
続けて「美しさの秘訣」に関する質問が続出。美肌を保つために、水を含ませたコットンで朝晩5分ずつパックしていると明かし、「(年齢を重ねて)ハリがなくなってきているから、このパックをちゃんとやらねば、と気合い入れてやってます(笑)」。また「日焼け止めは絶対使ったほうがいい」とも話していた。
いつまでもスリム体型を維持している坂井だが、食事をきちんと摂る以外に気をつけていることはないと話し、「時々水泳には行くんですけど、あとは気にしないですね」とコメント。反感を抱かれることを気にしてか「ムカつきます?」と心配そうに尋ね、「体質みたいで、よく食べるんですけど。すいません。ヤな感じですか」と気弱な笑みを浮かべていた。
映画については「個性あふれる人たちが出てきて、人と人との繋がりを描いています。優しい映画で、温かい気持ちになりました」とアピールしていた。
『スープ・オペラ』は10月2日よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開される。
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