菅政権に迫る『パンケーキを毒見する』満席続出を受け、劇場公開を拡大! 土日は若者の姿も
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各劇場で満席となるヒット! 土日は若年層も
「国民のために働く内閣」を標榜し、二階俊博幹事長からも「しっかり頑張っている」と太鼓判を押される菅義偉首相。そんな政権に迫ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』が、7月30日より公開中だが、劇場公開がさらに全国に拡大していることがわかった。
・『パンケーキを毒見する』試写会で渦巻いた政治への不信、不満、失望……
初週の公開劇場数は全国で19館だったが、その後続々と公開が決まり、8月2日時点で全国44劇場。この規模の映画としては立派な数字だ。
また、公開した劇場での集客を見ると、アップリンク吉祥寺では土日は全回満席、新宿ピカデリーやTジョイ品川、ジャック&ベティ、ミッドランドシネマ等でも満席回が続出している。
公開日である7月30日の金曜日から8月1日の日曜日にかけての集客を見ると、男女比で7対3の割合で男性が多く、メインは40〜50代以上。ただし、初日の金曜日に比べて土日の回は若年層の姿も見受けられ、コロナ禍でのオリンピック開催という現状を踏まえて、政治的な関心も高まっていることがうかがえる。
投票の一助になるか? この秋の政局を展望
「ふわふわに膨らんで美味しそうなのに、中身はスカスカな、まるでパンケーキのような菅政権を作ったのは、果たして誰なのか? みんなで一緒に毒見しようという映画です!」と元気よく登場したこの映画。政権にいたずらに異議を唱えたり、スキャンダルを暴こうとする政治ドキュメンタリーというよりも、むしろ、ブラックユーモアや風刺アニメを愉しみつつ、様々な角度から浮き彫りにされる菅政権ひいては日本の「変なところ」を考えようという、バラエティ要素を盛り込んだ点で意欲的な作品となっている。
国会中継のほか、元官僚の前川喜平や政治家の石破茂らが菅義偉という人物について語る一方、70年代に一世を風靡した英国BBCのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』を思い起こさせるような、べんぴねこが描く劇中アニメーションがスパイスを添える。
なお、本作品のタイトルは、菅が首相就任早々の大手メディアの政治担当記者を対象に開催されたパンケーキ懇談会がモチーフ。安倍政権下で官房長官としてメディアをコントロールしてきただけに、「パンケーキを食べるかどうか?」が、メディアに対する踏み絵だったのではないかというのだ。
秋田のイチゴ農家出身で、上京してから段ボール工場で働き、国会議員の秘書から横浜市議会議員を経て衆議院議員となった彼が、これまでどのような実績を上げ、何を考えているのかを明らかにしようとする本作品。9月末に菅総理の総裁任期満了が迫る中「総裁選挙管理委員会」が初会合を迎えたが、果たして続投は? コロナ禍の混乱の中、解散総選挙はあるのか? そのとき誰に投票すべきかを考えるための一材料となるだろう。
『パンケーキを毒見する』は、現在公開中。
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