シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演をつとめ、全米では2週連続1位。スタローン映画史上最高のオープニング記録を樹立したアクション大作『エクスペンダブルズ』。この映画のプロモーションのためにスタローンが、共演のドルフ・ラングレンと共に来日。9月26日に渋谷にあるSHIBUYA-AXで開かれたイベントに登場した。
[動画]『エクスペンダブルズ』来日会見イベント/シルヴェスター・スタローン、ドルフ・ラングレン
敷き詰められたレッドカーペットにクルマで乗り付けたスタローンとラングレン。集まったファンの求めに応じ、気軽にサインをしファンを喜ばせていた。その後、2人は会場内に移動し、記者会見に臨んだ。
会見で、自身にとって最強の敵は誰かと問われたスタローンは「娘たちだろうね。とっても大変なんだ、リトルモンスターだから」と笑顔で回答。その後、「私はチャレンジが好きな人間だが、何かしたいと思っても時間がない。だから、私にとって1番怖いのは時間が足りないこと」と、本当に怖いものを明かしていた。また、同じ質問にラングレンは「(怖いのは)監督です」とジョークを飛ばし、会場を湧かせていた。
スタローンとラングレン、2人は1985年の映画『ロッキー4/炎の友情』で共演した仲。同作品でロッキーのライバルであるロシア人ボクサー“イワン・ドラゴ”役を演じたラングレンは、スタローンは昔と比べて丸くなったかとの質問に「今回の方が、もっとひどかったよ」とこれまたジョークで対応。その後、ラングレンは「いやいや、両作品ともスタローンは素晴らしかったよ」とフォローし、「これほどの大作には長い間出ていなかったけど、スタローンがいたから出ることができた」と感謝の意を述べていた。
一方、ラングレンと久しぶりに共演した感想を求められたスタローンは「コイツはとんでもないヤツなんです。とにかく強いから、こっちはケガばっかり」と話し、『ロッキー4』の撮影について「あんなにタフな映画はなかった。今だったら、あれだけの肉体酷使に耐えられないと思う。実際、ラングレンに傷つけられて4日間も入院したんだ」とハードな日々を振り返っていた。
この日は、集まったファンからの質問に直接答えるコーナーも設けられた。今回の来日情報をスタローンがツイッターでつぶやいたことに関し、「本当にご自身でつぶやいているの?」と素朴な疑問がぶつけられた。これにはスタローンも「オー・マイ・ガッド」と、思わず口にする場面も。もちろん、そうしたつぶやきは本人によるもののようで、スタローンは「イエス!」と大きな声で答えた後、「ツイッターのユーザーです。自分にとってはツイッターは道具の1つ。いろいろなアイデアが欲しいときにツイッターに書き込んだりして、楽しく使ってるよ」と話していた。
また、別の熱狂的ファンからは「続編はいつ頃作る予定なのか?」という質問が。こちらに対してもスタローンは、「続編に関しては、シナリオが出来上がっていたら、来年の3月にもクランクインしたい。すでにブルース・ウィリスの出演は決まっている」と誠実に答えていた。
『エクスペンダブルズ』は10月16日より全国公開となる。
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