『時をかける少女』『日本以外全部沈没』など、数多くの小説が映像化されてきた筒井康隆。その筒井の作家生活50周年記念映画『七瀬ふたたび』が10月2日に封切られ、主演の芦名星、佐藤江梨子、ダンテ・カーヴァー、今井悠貴、吉田栄作と、小中和哉監督がシネ・リーブル池袋で舞台挨拶を行った。
同作は、超能力を持つがゆえの苦悩や葛藤を抱える主人公たちが、巨大組織に立ち向かっていくというストーリー。人の心を読めるテレパスの役を演じた芦名は、この手の才能について「心は読めない方がいいなと思います。(映画を)見ていただけると伝わると思いますが、特別な能力を持ってしまった者たちは、こんなにも苦しく孤独で、戦わなければいけないのかが描かれている作品。そこら辺を感じてもらえれば、能力はない方がいいなと思うのでは」と語っていた。
一方、タイムトラベラーの役を演じた佐藤は「シュワルツェネッガーの『ターミネーター』のポーズをとるのかなと勝手に思って、1人で研究していました」と明かし、笑いを取っていた。さらに、芦名とは対照的に、もし力があったらという問いには「時間を超えたいですよね。いっぱい取り戻したいことがある」と意味深発言をし、「やり直したいことはいっぱいあります」とも話していた。
この日は会場に、出演者の近親者も数多く来場。芦名同様、テレパスの役を演じた11歳の今井は、「今日はジジとババに来てもらっているので嬉しいです。ジジ、お誕生日おめでとう」と壇上からおじいちゃんに誕生日メッセージを送っていた。念動力者であるテレキシネスの役を演じたダンテも、最近結婚したばかりの奥さんを招いており、司会から唐突に「ご結婚おめでとうございます」と言われ、「ありがとうございます」と答えていた。
すると佐藤が「何で指輪」と、ダンテが結婚指輪をしていないことを突っ込む場面も。この突っ込みから、指輪がまだオーダー中であることが判明。司会から「芸能レポーター佐藤江梨子」と言われていた。
また、今井が筋トレをやっていることを明かすと、再び「どれくらいやってるの」と突っ込む佐藤。今井から「腹筋と背筋と腕立て伏せ」という言葉を引き出し、芸能レポーター顔負けの突撃レポートを披露していた。
最後にくす玉が登場。これをダンテが劇中で持っているパワーを使って割ろうという試みも行われた。しかし、ダンテ1人が念を送ってもビクともせず。全員で念を送り、ようやく割れたくす玉からは「祝 七瀬大ヒット!」と書かれた垂れ幕が出てきていた。
『七瀬ふたたび』はシネ・リーブル池袋ほかにて全国公開中。
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