チャン・グンソクの2年ぶり、入隊前最後のドラマ
熱気に包まれたオリンピックも、いよいよ今週末で終わりを迎える。期間中は、毎日のようにテレビにかじりついていた人も少なくないだろう。そこで、これからやってくる“オリンピックロス”を軽減してくれる話題のドラマシリーズを7月28日~8月3日のHulu週間ランキング韓国・アジアドラマ部門からピックアップしていきたい。
・検事のふりした詐欺師の狙いは? チャン・グンソクが二役を演じた痛快作!
今回ムビコレが取り上げるのは、2位にランクインした『スイッチ ~君と世界を変える~』。Huluでは、7月28日から配信が始まったばかりの人気ドラマだ。主演を務めるのは、日本では「グンちゃん」の愛称で親しまれている韓国のスターで俳優のチャン・グンソク。本作は、2016年の『テバク~運命の瞬間~』以来、約2年ぶりにドラマ復帰を果たしただけでなく、入隊前最後の作品となったことでも大きな注目を集めたドラマだ。
さらに話題を呼んだのは、劇中でチャン・グンソクが1人2役を熱演したこと。言葉巧みな天才詐欺師サ・ドチャンと、冷静で正義感あふれる検事ペク・ジュンスという正反対のキャラクターを完璧に演じ分けている姿は必見だ。物語は、検事のジュンスが交通事故に遭って意識不明の重体になってしまうところから始まる。そして、ジュンスにそっくりな詐欺師ドチャンは、後輩検事から「ジュンスが追っていた事件の真相を調べてほしい」というとんでもない提案を受けることに。はたして、堅物エリート検事と入れ替わった天才詐欺師の運命はどうなってしまうのか……。
韓国では、初回から同時間帯視聴率1位を記録した本作。巧妙なダマし合いの連続と痛快な展開で多くの視聴者を引き込み、そして虜にした。今後、日本でもさらなるファン獲得が見込まれるため、Huluランキングでも首位を脅かす存在となることだろう。
そんななか、先週から順位をひとつ上げてトップに躍り出たのは『彼女はキレイだった』。パク・ソジュン主演のロマンチック・ラブコメディとして、高い人気を誇っている。そのほかにも、7月24日から独占配信中の『ソロじゃなくてメロ』や、7月29日から配信開始の『最高のエンディング』といった新しい顔ぶれも続々登場。今後もさらなる混戦となることは、間違いなさそうだ。(文:志村昌美/ライター)
【Hulu 7月28日~8月3日の週間ランキング/韓国・アジアドラマ】
1位『彼女はキレイだった』
2位『スイッチ ~君と世界を変える~』
3位『ソロじゃなくてメロ』
4位『花郎〈ファラン〉』
5位『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』
6位『最高のエンディング』
7位『時間』
8位『私のIDはカンナム美人』
9位『ボイス ~112の奇跡~』
10位『恋のトリセツ ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~』
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