10月8日、映画『雷桜』が第15回釜山国際映画祭で公式上映され、キャストの岡田将生、蒼井優、廣木隆一監督が舞台挨拶に登壇した。
スターを前におのぼりさん状態!? 岡田将生と蒼井優が釜山映画祭に参加
野外ステージでの上映は、昼と夜の2回行われた。昼の回には10代〜20代の女性を中心とした大勢のファンが詰めかけ、ステージ裏にも人だかりができていた。
「韓国で最も人気がある日本人女優」と言われている蒼井。一方、岡田もテレビドラマなどで知られていたが、この舞台挨拶で女性客の心をわしづかみしたようで、答えに悩む姿にも笑いや歓声が。また、監督が質疑応答している間にも、蒼井と岡田の一挙手一投足に観客が過敏に反応して騒ぐため、司会が「お2人はあまり動かないでください」と注意、会場から笑いが起きる場面も。
岡田は「日本ではどのくらい人気なんですか?」と単刀直入な質問を受け、照れて答えに窮していたが、監督が「妻夫木を超えた人気です」とジョークで助け船を出すと、「いやいや」と恐縮していた。
スチール撮影時には「マサキー!」「マー君!」と日本語での歓声が飛び交い、プレゼントを投げ入れるファンもいた。
夜の回では蒼井と廣木監督が登壇。夕方から降り出した雨にも関わらず、カッパ姿のファンが3000人以上詰めかけ、会場は熱狂状態に。蒼井は「アンニョンハセヨ」と言ってから、韓国語で「私は蒼井優です。雨が降っているなか、こんなにたくさん来ていただいてありがとうございます」と挨拶。予想外の大歓迎に「本当に…どうしよう…。本当にうれしいです」と感激しきり。「釜山国際映画祭には毎回助けられてばかりのような気がします。本当にありがとうございます」と語っていた。
第15回釜山国際映画祭は10月15日まで開催。『雷桜』は10月22日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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